みなさんこんにちは☺ 藤が丘・長久手の歯医者、くるみ歯科こども歯科です。 みなさんは普段どんなおやつを食べていますか? チョコレート、クッキー、おせんべい…甘いおやつが人気ですかね(^^♪ おやつの選び方や食べ方によって、虫歯のリスクがぐっと増大する可能性があります。 今回は、虫歯を予防するためのおやつの選び方や食べ方、 虫歯を予防するためのポイントについてお話したいと思います。 まず1つ目に、砂糖の少ないおやつを選びましょう。 虫歯菌は、砂糖の量が多いと歯を溶かす酸をたくさん作ります。 たくさん砂糖の含まれたチョコレートやクッキーよりも、 砂糖の入っていないおせんべいなどがオススメです。 フルーツやさつまいも、かぼちゃなど、砂糖が入っていない 自然の甘さのおやつもオススメです。 2つ目に、おやつは時間を決めて食べましょう。 みなさんは、ステファンカーブという図をご覧になったことはありますか? ステファンカーブとは、人間のお口の中の歯垢の pH(酸性とアルカリ性の度合いを示したもの)の変化を示したグラフです。 お口の中のpHは、普段はpH7の中性に保たれています。 しかし、食べ物がお口の中に入ると、すぐにpHは酸性に傾きます。 そして、pH5.5以下になると歯のエナメル質が溶け始めます。 この傾いたpHを中性に戻してくれるのが唾液です。 間隔が2時間程度あいて、おやつの時間が決まっていれば、 唾液によってpHは中性に戻り、歯のエナメル質を修復します。 しかし、常にダラダラ食べたり飲んだりしていれば、 唾液によってpHが中性に戻る時間がなく、 常に酸性に傾いた状態になってしまいます。 酸性に傾いた状態が続くと歯のエナメル質が溶け続け、 虫歯になりやすくなってしまいます。 よって、おやつは時間を決めて食べましょう。 3つ目に、おやつを食べたら歯磨きをしましょう。 プラークはむし歯菌などの細菌のかたまりです。 プラークは歯磨きで取り除くことができるので、 おやつを食べたらしっかり歯磨きしましょう。 歯磨きの際は、フッ素入りの歯磨き粉を使っていただくことをオススメしています。 フッ素にはエナメル質の修復促進、歯質強化、 菌の働きを弱めるなどの働きがあり、虫歯予防に非常に効果的です。 おやつを食べる時は、以上の3点に気をつけましょう。 また、幼児期においては、おやつも大切な1回の食事です。 育ちざかりの幼児期は消化器官が未発達のため、3回の食事だけでは 発達に必要な栄養がとりきれません。 虫歯になるので100%おやつはやめるのではなく、 今日お話ししたポイントを参考に、おやつを楽しんでいただけたらと思います♪
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