みなさんこんにちは😃 藤が丘・長久手の歯医者、くるみ歯科こども歯科です🐿
今回は、「親知らず」についてお話させていただきます。 親知らずがまっすぐ生えている方もいらっしゃれば、少しだけ頭が出ているという方、歯茎の下に埋まっている方など、いろいろな場合があると思います。 この親知らずを抜いた方がいいのか、それともこのままでいいのか、もし抜歯をするとなった場合どのように進めていくのか、また抜歯後のアフターケアについて詳しくお話していきたいと思います。 親知らずとは、奥歯(前から数えて7番目の歯)の最後に生える四本の歯のことを指し、第三大臼歯や智歯とも呼ばれます。 人によっては、親知らずの本数が足りなかったり、全くない場合もあります。 この親知らずが正常に生えてきて歯ならびに問題を起こさない場合もありますが、多くの場合、親知らずはなにかしらの問題を引き起こし、抜歯が必要となります。 親知らずの抜歯が必要となる主な理由の一つは、充分なスペースの不足です。 私たちの顎は進化の過程で小さくなっており、親知らずが充分なスペースを持って生えることは稀なため、他の歯に圧力をかけたり、歯列の歪みや痛みを引き起こしたり、斜めに生えることで手前の歯が虫歯になったりする可能性があります。 また、親知らずが十分に生えずに歯茎の中に閉じ込められた状態を「埋伏智歯」と呼びます。埋伏智歯は、歯周病や嚢胞の形成、周囲の歯に対する感染リスクの増加など、さまざまな合併症を引き起こす可能性があります。 そのため、これらの状況では、抜歯をおすすめすることがあります。 親知らずの抜歯の際、レントゲン写真や口腔内の詳細な検査を行い、適切な治療計画を立て、通常、局所麻酔の下で行われます。 一度に複数の抜歯を希望する場合は、静脈内鎮静法といって半分眠っているような状態で抜歯を行うこともあります。 ・親知らずの抜歯方法について まっすぐに生えている親知らずの場合、麻酔をしたあとそこまで時間がかからずに抜けることが多いのですが、下の親知らずで横向きに生えている場合は、少し複雑な手術になります。 親知らずの周りの歯茎に麻酔をし、その後、歯茎を切開し、必要な場合は骨を削ったり、親知らずを細かく割ったりすることもあります。親知らずが抜けると、傷口を縫合し、ガーゼを当てて出血を抑えます。 ・アフターケアについて 抜歯後は、適切なアフターケアが重要です。抜歯後は、注意事項や処方薬の指示を詳しく説明をし、通常は、処方された化膿止めや痛み止めを服用してもらいます。 また直後は、刺激の強い食べ物や硬い食べ物を避け、食事は柔らかいものをおすすめします。 口をゆすぐ場合は、ゆすぎすぎると、かさぶたが取れて治りが悪くなるため注意してください。 抜歯後の回復には個人差がありますが、通常は数日から数週間で症状は軽減されます。 しかし、注意が必要な合併症や問題が発生する場合もあります。 例えば、感染が起きた場合や出血の増加、熱感、口の開閉の制限などが続く場合は、歯科医師にご相談ください。 最後に、今回の内容では、説明が十分にできていないところもありますので、親知らずについてご不明な点や不安なことなど、なにかありましたら、遠慮なくお声かけください。
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