こんばんは、くるみ歯科こども歯科で
矯正歯科治療を担当しています
今日は、最近矯正のカウンセリングでよく質問される
「インビザラインとワイヤー矯正の違いは何ですか?」
に関して、僕の考えをお伝えしたいと思います。
インビザラインの最大の特徴は、取り外しができるところです
そのため、治療の進行は患者さんの協力度に依存します。
特に、使用(着用)時間が重要で、1日20時間以上の使用が推奨されています。
可能でしたら学校でも使用してもらいたいので、
給食の後に歯磨きができるかが鍵になります
経験上、インビザラインファーストを開始したお子さんは、
給食問題を皆さん上手に解決して、
きれいな歯並びと虫歯予防をどちらも達成しています
それに比べてワイヤー矯正は、患者さんの協力度には依存しない装置です。
歯についたブラケットと呼ばれる装置がワイヤーを介して歯に力をかけるため、
24時間装置はつけたままで、その間ずっと歯が移動することになります
経験上、歯の移動に伴う痛みはワイヤー矯正の方が強いと感じています
加えて、ワイヤーが唇に刺さったり、ブラケットが取れたりするトラブルも
ワイヤー矯正の方が多い印象です。
子どもは、大人が予想しないようなことを起こす場合があります
僕が経験した中で一番驚いたのは、ワイヤー矯正のお子さんで、
サンドイッチに被りついたらワイヤーが全部抜けたというエピソードがあります
どちらの装置も、矯正の仕上がりや治療期間は同じですので、
お子さんの性格や協力度をみて、
インビザラインファーストかワイヤー矯正かを考えるようにしています。
迷っている方は、ぜひ一度ご相談ください
親御さんはもちろん、お子さま自身に
実際の装置を見てもらうことでイメージも湧いてくると思います
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