
くるみ歯科こども歯科クリニック
院長 竹中 純子
愛知県長久手市、そして名古屋市名東区・藤が丘エリアの皆様、こんにちは。「くるみ歯科こどもクリニック」です。当院では女性院長をはじめとする5名の女医チームが、お子様の虫歯予防だけでなく、季節ごとに流行するお口のトラブルや病気から、大切なお子様の健康を守るサポートをしています。
いよいよ7月がスタートし、プール開きや夏休みの計画など、楽しいイベントが目白押しの季節がやってきましたね!しかし同時に、この時期お母様たちをハラハラさせるのが、子どもたちの間で一気に流行し始める「夏の感染症(夏風邪)」です。
「子どもが急に高熱を出したと思ったら、口の中に謎のブツブツ(口内炎)がたくさんできてしまった……」 「お口の中が痛いみたいで、大好きなごはんも水分も全く受け付けてくれない」 「痛がってハブラシを完全に拒否されるけれど、このまま歯を磨かなくて大丈夫?」
この時期になると親御様からこのような切実なお悩みが寄せられます。
子どものお口の中にできる痛いブツブツの多くは、夏にピークを迎える特定のウイルスが原因です。お口の中が荒れてしまっているときは、普段通りの食事や歯磨きを無理に続けると、かえって症状を悪化させてしまうことがあります。
そこで今回は、夏に激増する「子どものお口のブツブツの正体」と、「痛がるときのお家での正しい食事・水分補給のコツ」、そして「看病期間中の歯磨きトラブルの乗り越え方」について、圧倒的なボリュームで徹底解説します!
1.7月に激増!子どものお口にブツブツができる「夏の2大感染症」とは?

初夏から夏にかけて、プールや集団生活を通じて子どもたちの間で猛威を振るうウイルスの代表格が2つあります。どちらもお口の中に強烈な痛みを伴う水ぶくれ(水疱)や口内炎を作るのが特徴です。
その名の通り、「お口の中(粘膜や舌)」「手のひら」「足の裏・甲」に、米粒くらいの小さな水ぶくれのような発疹が出る病気です。 熱は出ても38度以下と比較的軽めのことが多いですが、お口の中のいたるところに潰瘍(口内炎)ができるため、唾液を飲み込むだけでも激しい痛みを感じます。赤ちゃんの場合、口の痛さからよだれが急に大量に出るようになるのもサインの一つです。
② ヘルパンギーナ
突然39度〜40度近い急激な高熱が出て、のどの奥(扁桃の周辺)にたくさんの小さな水ぶくれや口内炎ができる病気です。 のどの1番奥が腫れ上がって激しく痛むため、食べ物だけでなく、お水や麦茶を飲むことすらおねだりして泣いて嫌がるようになります。高熱による脱水症状にも最も注意が必要な、ママにとっては本当に看病が大変な夏風邪です。
・「お口が痛くて食べられない!」を乗り切るお家ごはん&水分補給のアイデア
お口の中にこれだけたくさんの口内炎ができれば、大人でも食事は苦痛ですよね。のどやお口に刺激を与えず、少しでも栄養と水分を補給するための、おすすめの「夏の看病メニュー」をご紹介します。
熱いもの、酸っぱいもの(みかんやトマトなど)、塩気の強いもの、硬いものは、傷口にしみて激痛を走らせます。 食べ物はすべて「人肌以下、できれば冷蔵庫で少し冷やしたもの」を用意してあげてください。冷たい温度はお口の中の感覚を一時的に麻痺させ、痛みを和らげる効果があります。
■ おすすめの水分補給
・麦茶・ほうじ茶(冷やしたもの)
冷たい牛乳・豆乳(※乳製品はのどや口の粘膜を優しくコーティングしてくれるため、しみにくく優秀です)
・幼児用のイオン飲料・経口補水液(※ただし、ダラダラ飲みによる虫歯リスクには後ほど対策をお伝えします!)
■ おすすめのごはん・おやつ
・バニラアイスクリーム、プリン、ゼリー(※エネルギーが高く、のどごしが良いので看病期の救世主です!)
・冷やしうどん、冷やそうめん(※クタクタに柔らかく茹でて、めんつゆはいつもよりかなり薄めにしてください)
・豆腐、茶碗蒸し(冷ましたもの)
・ジャガイモやカボチャの冷製ポタージュスープ
「せっかく作ったスープやおかゆを全然食べてくれない……」と落ち込む必要はまったくありません!この時期は、栄養バランスよりも「水分が摂れているか」「アイスやプリンでもいいから口にできるか」を最優先にして、ママも看病の手を抜いてくださいね。
2.痛がって大号泣!夏風邪期間中の「歯磨き」はどうすればいい?

お口の中がバイキンやウイルスと戦っているとき、親御様を困らせるもう一つの問題が「ハブラシ拒否」です。
触られるだけでも激痛が走るため、ハブラシを見せただけで狂ったように泣いて拒絶されることがよくあります。
小児歯科医としてズバリお伝えします。手足口病やヘルパンギーナのピーク時(最初の2〜4日間ほど)は、無理にハブラシでゴシゴシ磨く必要はありません!
無理やりハブラシを入れて口内炎の傷口に当たってしまうと、出血してさらに痛みがひどくなり、風邪が治ったあとも「ハブラシ=恐怖の道具」になってしまう原因になります。虫歯の進行が心配かもしれませんが、たった数日間ハブラシをお休みしたからといって、すぐに健康な歯が真っ黒な虫歯になるわけではありません。
■ ハブラシができない期間の「お口の代用ケア」
・お水や麦茶で「ブクブクうがい」をする
食後に冷たいお水やお茶でお口をゆすぐだけでも、食べかすを大まかに洗い流すことができます。まだうがいができない小さな遅子様の場合は、お水を少し飲ませてあげるだけでも効果があります。
・前回の伏線!「しまじろうキシリトールタブレット」を活用する
お口の痛みが少し落ち着いてきたら、当院の受付でも大人気の「しまじろうキシリトール100%タブレット」を1粒お口に含ませてあげるのもおすすめです。砂糖ゼロなので虫歯を予防しつつ、舐めることでたくさんの唾液が出て、お口の中の自浄作用(バイキンを洗い流す力)を高めてくれます。
・ガーゼで優しく拭き取る(できる場合のみ)
もしお子様が嫌がらないようであれば、湿らせた清潔なガーゼを指に巻き、口内炎を避けて、前歯の表面の汚れだけをそっと拭き取ってあげるだけでも十分です。
のどの痛みや発熱が引き、お口の中のブツブツが消えたら、また少しずつ優しい力で普段の歯磨き習慣に戻していきましょう。
3.夏風邪とお口のケアに関するよくあるQ&A

愛知県長久手市藤が丘地域のみなさまから寄せられる質問をまとめました。
A. お子様の体力が回復し、普段通りの食事が摂れるようになってからで大丈夫です。 手足口病やヘルパンギーナのウイルスは、症状が消えたあともしばらく便やつばから排出されます。周囲への感染を防ぐためにもかかりつけ医に相談の上、定期検診やフッ素塗布の受診をお願いします。
Q. 看病中に、スポーツドリンクやアイスをダラダラ与えてしまいました。虫歯がとても心配です。
A. 看病期間中の数日間であれば、そこまで神経質にならなくて大丈夫です! 脱水を防ぐことが最優先の時期ですので、まずは乗り切ったご自身を褒めてあげてください。体調が戻ったら、おやつや水分の摂り方をいつものメリハリある生活(お水や麦茶メイン)に戻し、一度歯科医院でお口のクリーニングと高濃度フッ素塗布をしてリセットしましょう。
Q. 口内炎が痛くてツバを飲み込めず、よだれをダラダラ垂らしています。放置して大丈夫ですか?
A. 脱水に注意しつつ、優しく拭き取ってあげてください。 のどやお口が痛いとき、子どもはツバを飲むのも嫌がります。よだれで口の周りが荒れてしまうことがあるので、濡らした柔らかいタオルなどで優しく押さえるように拭き、こまめな水分補給を心がけてあげてください。
4.もうすぐ夏休み。くるみ歯科でお待ちしております。

7月のプール開きや集団生活とともにやってくる「お口のブツブツ・夏風邪」は、どんなに気をつけていてもかかってしまうお馴染みの病気です。
・お口の中のブツブツの正体は、手足口病やヘルパンギーナなどのウイルス。のどや口に激しい痛みを伴う。
・痛がるときは無理をせず、「冷たい」「薄味」「のどごしの良い」アイスやプリン、冷製スープで水分・エネルギー補給を最優先に!
・お口が一番痛い2〜4日間は、ハブラシを完全にお休みしてもOK。お茶でのうがいやキシリトールタブレットで優しく代用。
・風邪が治ったら、くるみ歯科の5名の女医チームによるお口のクリーニングと高濃度フッ素塗布でしっかりリカバリー!
「看病中、ジュースばかり飲ませてハブラシもできなかった……」と自分を責める必要はまったくありません。風邪が治ってから、私たちと一緒に少しずつお口のキレイを取り戻していけば大丈夫です。
夏休みを思いきり健康な笑顔で楽しむためにも、体調が復活したらぜひ一度、お口のチェックとフッ素塗布を兼ねてくるみ歯科こどもクリニックへ遊びにいらしてくださいね。(予防の大切さについては☆こちら)
スマートフォンから24時間いつでも簡単にネット予約が可能です。がんばる親子のご来院を、ドクター・スタッフ一同、心よりお待ちしております!(お電話・24時間WEB予約は☆こちらから)
くるみ歯科こどもクリニックは、愛知県長久手市・藤が丘エリアで親子の笑顔と健康を支える歯科医院です。小児歯科でのハブラシ指導やフッ素塗布、ママのための一般歯科・予防歯科もお任せください。保育士による無料託児をご希望の方は、ご予約時にスタッフまでお気軽にお申し付けください。
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