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『ひみこ(卑弥呼)のは(歯)がいーぜ』

みなさんこんにちは😃
藤が丘・長久手の歯医者、くるみ歯科こども歯科です🐿
 
みなさんは、噛むことの大切さをご存じですか?
今日は、『ひみこ(卑弥呼)のは(歯)がいーぜ』というフレーズを用いて、噛むことの大切さについてお伝えできればと思います!

現代の日本人は、硬いものをうまく噛めない人が増えています。
弥生時代の卑弥呼の食事は、現代の噛む回数の約6倍だったそうです。
このことから、噛むことによる働きのそれぞれ頭文字をとって、『ひみこ(卑弥呼)のは(歯)がいーぜ』という言葉ができたそうです。

『ひみこのはがいーぜ』
「ひ」肥満防止
よく噛まないで食べると食事が早くなり、満腹感を得るまでに時間がかかるため、結果たくさんたべてしまいます。よく噛むことで、満腹中枢が刺激され、食べ物を十分に摂取したという満足感が得られ、過食・肥満が防止されす。 

「み」味覚の発達
よく噛むと、素材そのものの味がよく分かるようになり、味覚の発達につながります。

「こ」言葉の発音がしっかりする
よく噛むことで、顎が発達と口の周りの筋肉が発達し、歯が正しく並び噛み合わせも安定します。そのため、自然と正しい口の開き方ができ、正しい発音ができるとされています。

「の」脳の発達
よく噛むことで、こめかみ付近がよく動き、脳への血流が良くなり、脳の活性化に繋がります。

「は」歯の病気を防ぐ
よく噛むことで、唾液の分泌が促されます。唾液の効果によって、虫歯や歯周病が予防されます。

 「が」癌予防
よく噛むことで、唾液の分泌が促され、唾液の成分である、ペルオキシターゼには食品中の発がん性物質を抑える働きがあるとされています。

「い」胃腸の働きを促進する
良く噛むことで、消化酵素がたくさん出て、消化吸収をよくし、胃腸の動きを活発にすることができます。

「ぜ」全身の体力向上
力を入れて噛み締めたいとき、歯をくいしばることで力がわき集中力があがるといわれています。
 
このように“噛む”ことはこんなにもたくさんの働きがあります!
ちなみによく噛むとは具体的に30回以上が理想です。

現代は、ファストフードや柔らかい食べ物が増え、食習慣の変化によっても、噛むことが減ってきています。
具材を大き目に切ったり、厚めに切ったりすると、自然と噛む回数が増えるのでおすすめです。
また、薄味にすることで食材本来の味を味わおうとして、よく噛むようになるとも言われているので、そういった工夫もよいかもしれません。

当院には管理栄養士が3名在籍しております。
食に関するお悩みがありましたら、お気軽にお声がけください!

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