
くるみ歯科こども歯科クリニック
院長 竹中 純子
最近、テレビのニュースやSNS、インターネットのコラムなどで、「医療機関や歯科医院における予約キャンセル料の義務化・規定の厳格化」についての話題を目にすることが増えていませんか?
「えっ!子どもの急な体調不良で歯医者を休んだら、キャンセル料をとられちゃうの?」 「仕事の都合でどうしても間に合わないとき、違約金が発生する法律ができたって本当?」
そんな噂を聞いて、ドキッとしたり、不安に感じたりしている親育様も多いのではないでしょうか。特に小さなお子様を育てるお母様・お父様にとって、子どもの急な発熱や機嫌の変化は日常茶飯事。予約通りに通院できないかもしれないというプレッシャーは、とても大きなストレスになりますよね。
結論から申し上げますと今のところ、すべての歯科医院がキャンセル料を取る法律になったわけではなく、当院「くるみ歯科こどもクリニック」では、現在の新しい法律やガイドラインの動きを踏まえた上でも、通常の急なキャンセルに対して、一律でキャンセル料を徴収することは一切しておりません。
しかし、なぜ今、歯科業界全体でこのような「キャンセル料の規定」が厳格化され、法律の面からも議論されているのでしょうか。今回は、そんなニュースの裏側にある「歯科医院のリアルな事情」を分かりやすく解説しながら、当院が大切にしている「患者様との信頼関係」と「事前連絡へのお願い」について、丁寧にお話しします!
1.なぜ今「歯科のキャンセル規定」が話題に?法律の背景と医療現場のリアル

「予約のキャンセル」という問題は、実は歯科医院だけでなく、ホテルやレストランなどの飲食業、あるいは美容院などでも長年大きな社会問題となってきました。医療業界においても、民法の改正にともなう「契約の解釈」や「損害賠償」の観点から、予約を破られた場合のルールを明確に設けるクリニックが近年、全国的に増えています。
では、なぜ歯科医院において、これほどまでに「予約の時間」が重要視されるのでしょうか。そこには、一般の小売店などとは異なる、医療現場ならではの「3つの目に見えない準備」があるからです。
歯科医院のチェアー(診療台)の数は限られています。私たちが「〇月〇日の〇時にご予約をお取りします」とお約束したとき、その時間は他のお客様のすべての予約をストップし、そのチェアーとお部屋を、あなたのお子様のためだけに100%確保しています。 もし、そこに連絡なしで来られなくなってしまうと、そのチェアーは「誰の治療もできない空白の時間」になってしまいます。その時間に、本当は「歯が痛くて今すぐ診てほしい」と泣いていた他の患者様を救うことができたかもしれない……と考えると、私たち医療従事者としては非常に胸が痛むのです。
② 医療安全を守るための徹底的な「滅菌・感染対策の準備」
歯科の治療では、お口の中に入る無数の器具を使用します。これらはすべて、前の患者様の治療が終わった後、高度な洗浄・滅菌処理を施し、パッキングされた状態で保管されています。 ドクターや歯科衛生士は、皆様が来院される前に、当日の治療内容(むし歯治療、小児矯正の調整、定期検診など)に合わせて、必要な滅菌器具をすべてチェアーサイドに並べ、万全の体制でお待ちしています。キャンセルになってしまうと、準備した時間や、医療安全を維持するためのスタッフの手間が無駄になってしまうのです。
詳しくは☆こちら
③ 専門スタッフの「配置と人件費」
くるみ歯科こどもクリニックには、5名の女医、歯科衛生士、そして忙しいママをサポートするための専任の保育士などが在籍しています。小児歯科や小児矯正の治療、あるいは託児サービスは、お子様の年齢や性格に合わせて細かくスタッフの配置を計算しています。 つまり、予約の時間には、器具だけでなく「プロフェッショナルの人間」が、あなたを治療するためにスタンバイしている状態なのです。
医療機関におけるキャンセル料の規定は、決して「患者様から罰金を取りたい」という意地悪でできているわけではありません。「ドタキャンによって医療資源が無駄になり、本当に今、治療を必要としている他の患者様に多大な迷惑がかかってしまうのを防ぎたい」という、切実な願いから生まれた法律の解釈なのです。
2.キャンセル料は「頂かない」けれど、ママと結びたい「1つのお約束」

なぜ私たちくるみ歯科こどもクリニックは「実質的にキャンセル料を徴収しない」という選択をしているのでしょうか。
それは、当院が「子育てをがんばるお母様・お父様の、一番の理解者でありたい」と心から願っているからです。
■ 5名の女医だからこそ痛いほどわかる、子育ての「想定外」
当院の女性院長をはじめとする5名の女医チームは、自らも子育てを経験していたり、日々の診療で毎日たくさんの子どもたちと触れ合っています。だからこそ、以下のような「お家のリアル」を誰よりも知っています。
- ・朝は元気だったのに、お昼寝明けに突然38度の熱を出した
- ・学校に行く直前にぐずってしまい、どうしても家を出られない
- ・急な仕事が入ってしまい、お迎えの時間がズレてしまった
- ・下の子が急に吐いてしまい、お兄ちゃんの歯医者どころではなくなった
これらはすべて、親御様の怠慢ではなく、子育てをしていれば100%起こりうる「仕方のない想定外」です。それなのに、法律や一律のルールの名のもとに「直前だからキャンセル料を払ってください」「違約金が発生します」と言われてしまったら、お母様方は悲しい気持ちになり、歯医者に通うこと自体が怖くなってしまいますよね。
私たちは、そんな理由で皆様との信頼関係を壊したくはありません。育児やお仕事に奔走するママたちが、罪悪感なく、安心して通える場所であり続けることが、私たちの願いです。
キャンセル料を頂かない代わりに、長久手市や藤が丘の皆様と、どうしても結びたい「たった1つのお約束」があります。
それが、「行けないと分かった時点で、どんなに直前でも構わないので、必ずお電話かWEBで1報をください」ということです。
無断キャンセル(連絡なしの不来院)が一番悲しいのは、先ほどお話しした通り「その時間に、歯が痛くて困っている他の子を診てあげられたかもしれない」という点です。もし、事前に「10分前に子どもが熱を出してしまって行けません!」とお電話をいただければ、私たちはその時間を、救急で診てほしい他の患者様の治療に充てることができる可能性があります。
お互いに時間を思いやり、1本の連絡を掛け合うこと。この優しい信頼関係こそが大切だと私たちは信じています。
3.忙しいパパママの診察もお待ちしております。

今回は、2026年最新の「歯科のキャンセル料規定」という、少し硬くてドキッとする法律の話題を入り口に、くるみ歯科こどもクリニックの本当の想いとお約束についてお話ししました。
要点をもう一度まとめます。
- ・歯科の予約は、あなたのためだけに「時間・滅菌器具・専門スタッフ」を100%確保している特別な約束。
- ・社会全体でキャンセル料導入の動きがあるのは、他のは困っている患者様へ医療を公平に行き渡らせるため。
- ・くるみ歯科は子育ての「想定外」に100%共感するので、一律のキャンセル料は「頂きません」。
- ・その代わり、「行けない時は、直前でも必ず1報を入れる」という思いやりのお約束を守ってほしい。
医療は、私たちドクターやスタッフだけで成り立つものではありません。長久手市や藤が丘周辺にお住まいの、通ってくださる患者様お一人おひとりの「時間を守る優しさ」があって初めて、待ち時間が少なく、精密でクオリティの高い安全な医療が実現します。
いつも時間を守ってご来院くださり、遅れる際や来られない際にご丁寧なご連絡をくださる皆様には、スタッフ一同、感謝の気持ちでいっぱいです。皆様のその「1本の思いやりの連絡」が、くるみ歯科を支え、地域の別の子どもの白い歯を守る力になっています。
これからも、がんばるお母様方が肩の力を抜いて、笑顔で通える優しい小児歯科であり続けます。お口のことで気になることがあれば、いつでも安心してご予約の上、ご来院くださいね。皆様の素敵な笑顔にお会いできるのを、心よりお待ちしております!
お子さんだけでなく、お父さま、お母さま、中高生の皆さま。年齢問わずに診察を受け付けております。
(24時間WEB予約は☆こちら) くるみ歯科こどもクリニックは、アクセス便利な長久手市藤が丘エリアの歯科医院です。専用駐車場を完備しており、お車での通院もスムーズです。小児歯科、小児矯正(床矯正)のご相談や、託児サービスのご利用もお気軽にお申し付けください。
- 院長:竹中 純子
- 住所:〒480-1135 愛知県長久手市下山3-1
- 電話番号:0561-56-4182
- ホームページ:https://kids-kurumi.com
駐車場35台(専用14台+共同21台) -
藤が丘駅から徒歩7分!
キッズスペース完備- 一時保育室もご利用いただけます