
医療法人くるみ会
くるみ歯科こども歯科 院長
この記事は連載「妊娠期から12歳まで|子どもの歯とお口の成長を一緒に見守る40のお話」の第10話です。
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愛知県長久手市、藤が丘エリアの皆様、こんにちは。医療法人くるみ会 くるみ歯科こども歯科院長の竹中純子です。
そんなお悩みを、本当によく伺います。
歯みがきを嫌がるのは、多くのお子さんが通る道です。決しておうちの方のやり方が悪いわけではありません。今回は、嫌がる理由と、少しでも楽になる声かけや姿勢のコツをお話ししますね。
歯みがきを嫌がるのには、痛い、怖い、遊びを中断されるのが嫌、などの理由があります。理由に合わせて、姿勢や声かけを工夫し、短い時間で終えることを意識すると、少しずつ受け入れやすくなります。
1.どうして嫌がるの?

- 上唇の内側のすじに歯ブラシが当たって痛い
- お口の中を触られることに、まだ慣れていない
- 押さえつけられる感じが怖い
- 楽しく遊んでいる途中で中断されるのが嫌
- 眠くて機嫌が悪い
理由が分かると、対策も見えてきます。お子さんの様子をよく見てみてください。
2.痛くないみがき方
上の前歯をみがくとき、上唇の内側にあるすじ(上唇小帯)に歯ブラシが当たると、とても痛いんです。人差し指でそっと唇を持ち上げて、すじをガードしながらみがいてあげてください。
歯ブラシはペンを持つように軽く持ち、力を入れすぎないことも大切です。毛先が広がらないくらいの力で、小さく動かしましょう。
3.寝かせみがきの姿勢

おうちの方のひざの上にお子さんの頭をのせて、あお向けに寝かせる姿勢がおすすめです。お口の中がよく見えて、短い時間でみがきやすくなります。
どうしても動いてしまうときは、おうちの方の脚で、お子さんの腕をやさしく包むようにすると安定します。押さえつけるのではなく、抱きしめるようなイメージで行ってくださいね。
4.声かけと工夫のアイデア
- 「10数えたら終わりね」と終わりを伝える
- 好きな歌を歌いながらみがく
- ぬいぐるみの歯をみがくまねをしてから始める
- 上手にできたら、思いきりほめる
- みがき終わったら、鏡で「ピカピカだね」と一緒に見る
5.完璧を目指さなくて大丈夫
毎回すべての歯をきれいにしようとすると、お子さんもおうちの方もつらくなってしまいます。今日は前歯、明日は奥歯、と場所を分けてもいいんです。
泣いてしまう日があっても、それは成長の過程です。おうちの方が気持ちに余裕をもって向き合えることが、何より大切だと思います。
くるみ歯科こども歯科では
当院の歯みがき練習の進め方
- 小学校1年生ごろまでは、おうちの方に向けて仕上げみがきのコツをお伝えし、それ以降はおうちの方とお子さん本人の両方にお伝えしています。
- お伝えするときは、寝たままではなく、座ってお顔を見ながらお話しします。
- 歯ブラシの色やフッ素の味は、お子さん本人に選んでもらいます。「自分で選んだ」ことが、歯みがきを好きになるきっかけになることも多いんです。
歯科へ相談したい目安
歯みがきのたびに同じ場所を強く痛がる、歯ぐきから血が出る・腫れている、歯に白いにごりや茶色い部分がある、といった場合はご相談ください。
6.よくあるご質問

泣いているときにみがいても大丈夫ですか?
泣いているときは口が開くので、短い時間でみがけることもあります。ただ、毎日つらい思いをさせないように、楽しい工夫も一緒に取り入れてみてください。
どうしても嫌がる日は、やめてもいいですか?
1日くらいできなくても大丈夫です。翌日、気持ちを切り替えて取り組みましょう。
いつごろになったら嫌がらなくなりますか?
個人差がありますが、成長とともに少しずつ受け入れられるようになるお子さんが多いです。
歯科医院でみがき方を教えてもらえますか?
はい。お子さんのお口に合ったみがき方や姿勢を、一緒に練習しましょう。
まとめ|嫌がる理由に寄り添って、少しずつ

歯みがきを嫌がるのは、多くのお子さんが通る道です。痛くないみがき方、安定した姿勢、楽しい声かけを組み合わせて、短い時間で終えることを意識してみてください。
おうちの方がひとりで抱え込まなくて大丈夫です。困ったときは、小児歯科で一緒に考えましょうね。
参考情報
くるみ歯科こども歯科では、お子さんと保護者の方が安心して相談できる環境づくりを大切にしています。
- 藤が丘駅から徒歩7分
- 駐車場14台+共同駐車場21台(合計35台)
- キッズスペース完備・一時保育室完備
診療内容は小児歯科・小児矯正のページをご覧ください。ご予約はWEB予約(24時間受付)からどうぞ。
長久手・藤が丘の小児歯科なら「くるみ歯科こども歯科」へ。