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医院ブログBlog

歯を強くする栄養素と食品について

みなさん、こんにちは!
藤が丘・長久手の歯医者、くるみ歯科こども歯科です🐿️


皆さん、虫歯や歯周病を予防するために、
日頃からしっかり歯磨きをされていると思います。
虫歯や歯周病を予防するためには、歯磨きの徹底だけでなく、
適切な食生活によって歯を強くすることも大切です。
そこで、今回は歯を強くするために摂取したい栄養素と、
その栄養素が多く含まれる食品についてご紹介いたします。




①カルシウム・リン
カルシウムやリンは、歯の再石灰化を助ける働きがあります。
再石灰化により、虫歯を予防することができます。
再石灰化を助けるリンですが、
過剰に摂取するとカルシウムの吸収を阻害する働きがあります。
カルシウムとリンの理想的な摂取比率は1:1〜1:2と言われています。
普段の食事でリンは十分摂取できると言われており、
積極的摂取の必要はありません。
反対に、清涼飲料水やインスタント食品などの加工食品には、
保存性や食感をよくするなどの目的で、
リン酸などのリン化合物が添加されていることが多く、
過剰摂取のリスクが高まっています。
過剰摂取に注意しましょう。

カルシウムを多く含む食品:牛乳やチーズなどの乳製品など
リンを多く含む食品:豚肉、牛肉、卵、牛乳やチーズなどの乳製品など



②ビタミンD・マグネシウム
ビタミンDやマグネシウムは、カルシウムの吸収率を高める働きがあります。

ビタミンDを多く含む食品:きのこ類、鮭、サンマ、イワシ、卵など
マグネシウムを多く含む食品:魚介類、海藻類、納豆、玄米など



③たんぱく質
たんぱく質は、歯の基礎となる象牙質を作り、強くする働きがあります。
また、歯茎の状態をより良くします。

たんぱく質を多く含む食品:肉類、魚介類、大豆、卵、乳製品など



④ビタミンA
ビタミンAは、歯のエナメル質を強くする働きがあります。
油に溶けやすいため、炒め物や揚げ物で効果的に体内に摂り入れることができます。

ビタミンAを多く含む食品:豚肉、レバー、緑黄色野菜(ほうれん草、かぼちゃ、にんじんなど)、うなぎ、海藻類など



⑤ビタミンC
ビタミンCは、歯の基礎となる象牙質を作り、強くする働きがあります。
また、ビタミンCは傷ついたコラーゲンを再生修復する働きや、抗炎症作用もあり、
歯周病で破壊されたコラーゲン繊維を修復する働きもあります。
ビタミンCは水溶性のビタミンのため、生で食べられるフルーツがおすすめです。

ビタミンCを多く含む食品:野菜(小松菜、ほうれん草、ピーマン、ブロッコリーなど)、フルーツ(みかん、いちご、キウイフルーツなど)、さつまいも、焼きのりなど




強い歯を作り、虫歯や歯周病を予防するために、今日ご紹介した食品を積極的に摂りましょう!


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