
医療法人くるみ会
くるみ歯科こども歯科 院長
この記事は連載「妊娠期から12歳まで|子どもの歯とお口の成長を一緒に見守る40のお話」の第38話です。
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愛知県長久手市、藤が丘エリアの皆様、こんにちは。医療法人くるみ会 くるみ歯科こども歯科院長の竹中純子です。
小学校の高学年から中学生になるころ、こうしたご相談が増えてきます。
12歳前後は、乳歯から永久歯への生え変わりがほぼ終わる大切な節目です。今回は、この時期にご家庭で確認していただきたい歯並びとかみ合わせのポイントをお話ししますね。
永久歯がそろう時期は、見た目だけでなく「しっかりかめるか」「口を閉じやすいか」「歯みがきしやすいか」を確認することが大切です。気になる点があっても、すぐに治療が必要とは限りません。
1.永久歯がそろう時期に起こる変化

11〜13歳ごろになると、最後の乳歯が抜けて、12歳臼歯が生えてきます。親知らずを除くと、永久歯は上下で28本です。
この時期は、あごの成長もまだ続いています。そのため、生えそろったばかりの歯並びが、成長とともに少しずつ変わっていくこともあるんです。「12歳だから完成」と決めつけず、変化を見守ることが大切です。
2.おうちで確認したい4つのポイント
- かみ合わせ:奥歯でかんだとき、上の前歯が下の前歯に少しかぶさっているか
- 前歯の位置:上の前歯が大きく前に出ていないか、下の歯が前に出ていないか
- 真ん中のずれ:上下の前歯の真ん中が大きくずれていないか
- 重なり:歯が重なって、歯ブラシが届きにくい場所がないか
鏡の前で「イー」と歯を見せてもらうと確認しやすいですよ。写真を撮っておくと、変化にも気づきやすくなります。
3.早めに相談していただきたいサイン

前歯が強く出ていて転んだときにぶつけやすい、下の歯が上の歯より前に出ている、かむとあごが横にずれる、といった場合は、一度歯科医院で確認しておくと安心です。
また、永久歯が生える場所が足りない、片側だけいつまでも生えてこない、という場合も、歯ぐきの中の様子をレントゲンで見ることがあります。
4.見た目だけでなく、お口の機能も大切です
歯並びは、見た目の問題だけではありません。かみにくい、発音しにくい、唇が閉じにくい、といったお口の機能にも関わります。
また、歯が重なっている場所は汚れがたまりやすく、むし歯や歯ぐきの腫れが起こりやすくなります。「本人が気にしていないから大丈夫」ではなく、お手入れのしやすさという目でも見てあげてください。
5.歯科医院では何を確認するの?
検診では、歯の本数や位置、かみ合わせ、あごの成長、歯みがきの状態を総合的に見ていきます。必要に応じて、矯正担当医の相談をご案内することもあります。
相談したからといって、すぐに矯正を始めるわけではありません。経過を見ることが適切な場合も多くあります。くわしくは小児矯正のページもご覧ください。
歯科へ相談したい目安
前歯が大きく出ている、下の歯が前に出ている、かむとあごがずれる、永久歯が片側だけ生えてこない、かみにくさや発音のしにくさがある、といった場合はご相談ください。
6.よくあるご質問

12歳なら歯並びは完成していますか?
12歳臼歯が生える時期やあごの成長には個人差があります。12歳という年齢だけで完成とは判断しません。
見た目が気にならなければ相談しなくていいですか?
見た目だけでなく、かみ方やお手入れのしやすさも大切です。定期検診で一度確認しておくと安心ですよ。
矯正相談をすると、すぐ装置が必要になりますか?
いいえ。成長を確認しながら、適切な時期を一緒に考えるための相談だけでも大丈夫です。
中学生からでも矯正はできますか?
はい、できます。お口の状態に合った方法を、検査の結果をもとにご提案します。
まとめ|「かめる・閉じられる・みがける」を見てあげて

永久歯がそろう時期は、歯並びとかみ合わせを見直す大切なタイミングです。見た目だけでなく、しっかりかめるか、口を閉じやすいか、歯みがきしやすいかも確認してあげてください。
気になることがあれば、成長の記録を残しながら、一緒に見守っていきましょうね。
参考情報

くるみ歯科こども歯科では、お子さんと保護者の方が安心して相談できる環境づくりを大切にしています。
- 藤が丘駅から徒歩7分
- 駐車場14台+共同駐車場21台(合計35台)
- キッズスペース完備・一時保育室完備
診療内容は小児歯科・小児矯正のページをご覧ください。ご予約はWEB予約(24時間受付)からどうぞ。
長久手・藤が丘の小児歯科なら「くるみ歯科こども歯科」へ。