
医療法人くるみ会
くるみ歯科こども歯科 院長
この記事は連載「妊娠期から12歳まで|子どもの歯とお口の成長を一緒に見守る40のお話」の第37話です。
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愛知県長久手市、藤が丘エリアの皆様、こんにちは。医療法人くるみ会 くるみ歯科こども歯科院長の竹中純子です。
小学校高学年のお子さんの保護者の方から、よくいただくご質問です。
12歳臼歯は、いちばん奥に生えてくる大切な永久歯です。でも、見えにくい場所なので、生えていることに気づかないうちにむし歯ができてしまうことがあるんです。今回は、見つけ方とケアのポイントをお話ししますね。
12歳臼歯(第二大臼歯)は、個人差はありますが11〜13歳ごろ、6歳臼歯のさらに奥に生えてくることが多い歯です。生えかけの時期は特にみがきにくいので、横から歯ブラシを入れる工夫と、おうちの方の確認が役立ちます。
1.12歳臼歯ってどんな歯?

12歳臼歯は、6歳臼歯のうしろに生えてくる永久歯です。乳歯が抜けたあとに生えるのではなく、何もなかった場所に新しく出てくるため、気づきにくいのが特徴です。
これが生えそろうと、親知らずを除いた永久歯がほぼそろいます。かむ力を支える大切な歯なので、長く健康に保ちたいですね。
2.生えかけの時期がいちばんみがきにくい
生え始めの12歳臼歯は、歯の一部がまだ歯ぐきに覆われていて、高さも低い状態です。前の歯と段差があるため、歯ブラシをふつうに動かしても毛先が届きにくいんです。
しかも、生えたばかりの永久歯は、表面がまだ十分にかたくなっていません。溝も深いので、汚れがたまりやすく、むし歯になりやすい時期だといえます。
3.みがき方のコツ

- 口を大きく開けすぎず、少し閉じぎみにする(頬がゆるんで奥に歯ブラシが入りやすくなります)
- 歯ブラシを横(頬の側)から入れる
- かむ面の溝に毛先を当て、小さく動かす
- ヘッドの小さい歯ブラシや、毛先がとがったワンタフトブラシも便利
本人だけでは届きにくいので、生えそろうまでは、おうちの方が明るいライトで見てあげると安心です。
4.歯ぐきが腫れたり、痛がったりするとき
生えかけの歯にかぶさっている歯ぐきの下に汚れがたまると、歯ぐきが腫れて痛むことがあります。やわらかい歯ブラシで、やさしく清潔に保つようにしてください。
痛みが強い、腫れが広がる、口が開けにくい、といったときは、早めに歯科医院で確認しましょう。
5.歯科医院でできる予防
定期検診では、12歳臼歯の生え方や、みがき残し、初期のむし歯がないかを確認します。必要に応じて、フッ素塗布や、深い溝を樹脂で埋める「シーラント」をご提案することもあります。
部活や塾で忙しくなる時期ですが、この時期のケアが、これから何十年も使う歯を守ることにつながります。
くるみ歯科こども歯科では
当院のシーラントの考え方
- 12歳臼歯のシーラントも、基本は歯がしっかり生えきってから行います。むし歯のリスクが高い場合は、生えている途中でも行うことがあります。
- すでにむし歯がある溝や、白くにごっている溝には行いません。
歯科へ相談したい目安
13〜14歳になっても生えてこない、左右で生える時期が大きく違う、歯ぐきの腫れや痛みが続く、溝が黒っぽく見える、といった場合はご相談ください。
6.よくあるご質問

13歳になってもまだ見えません。大丈夫ですか?
生える時期には個人差があります。左右で大きく違う、痛みや腫れがある場合は、レントゲンで歯ぐきの中を確認することもできます。
本人に任せて大丈夫ですか?
一番奥は本人でも見えにくい場所です。生えそろうまでは、ときどきおうちの方がライトで確認してあげると安心ですよ。
シーラントをすれば、むし歯にならないですか?
溝のむし歯予防に効果が期待できますが、絶対ではありません。歯みがきや食習慣、定期検診とあわせて考えてくださいね。
親知らずとは違う歯ですか?
はい、別の歯です。12歳臼歯のさらに奥に生えてくる可能性があるのが親知らずです。
まとめ|見えにくい奥歯こそ、大人の目で確認を

12歳臼歯は、気づかないうちに生えて、気づかないうちにむし歯になりやすい歯です。横から歯ブラシを入れるコツと、おうちの方の確認で、生えたての時期を守っていきましょう。
フッ素塗布やシーラントなど、歯科医院での予防もぜひ活用してくださいね。
参考情報

くるみ歯科こども歯科では、お子さんと保護者の方が安心して相談できる環境づくりを大切にしています。
- 藤が丘駅から徒歩7分
- 駐車場14台+共同駐車場21台(合計35台)
- キッズスペース完備・一時保育室完備
診療内容は小児歯科・小児矯正のページをご覧ください。ご予約はWEB予約(24時間受付)からどうぞ。
長久手・藤が丘の小児歯科なら「くるみ歯科こども歯科」へ。