
医療法人くるみ会
くるみ歯科こども歯科 院長
この記事は連載「妊娠期から12歳まで|子どもの歯とお口の成長を一緒に見守る40のお話」の第36話です。
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愛知県長久手市、藤が丘エリアの皆様、こんにちは。医療法人くるみ会 くるみ歯科こども歯科院長の竹中純子です。
小学生くらいになると、生活が忙しくなって、飲み物やおやつの取り方も変わってきますよね。
今回は、スポーツドリンクや間食とむし歯の関係について、「やめましょう」ではなく、上手な付き合い方をお話しします。
むし歯のなりやすさは、糖分の量だけでなく、口に入る回数と時間で大きく変わります。スポーツドリンクは「必要なときに飲むもの」にして、ふだんの水分補給は水やお茶を基本にしましょう。
1.だらだら飲み・だらだら食べがむし歯を招きます

食べたり飲んだりすると、お口の中のむし歯菌が糖分から酸を作り、歯の表面が少し溶けた状態になります。そのあと、だ液の働きで少しずつ元に戻ります。
ところが、少しずつ何度も口にしていると、元に戻る時間がとれません。ペットボトルを持ち歩いて少しずつ飲む、勉強しながらお菓子をつまむ、といった習慣は、歯が溶けている時間を長くしてしまうんです。
2.スポーツドリンクは目的で選びましょう
スポーツドリンクには、思っている以上に糖分が含まれているものがあります。また、酸性のものも多く、歯にとっては負担になりやすい飲み物です。
とはいえ、暑い日の長時間の運動や、汗をたくさんかいたときには、体のために必要な場面もあります。大切なのは、使い分けです。
- ふだんの水分補給:水や麦茶
- 長時間の運動や大量の汗:スポーツドリンクも選択肢に
- 飲んだあと:水を飲むか、口をゆすぐ
3.間食は「時間」と「回数」を決めます

成長期のお子さんにとって、間食は大切なエネルギー補給です。食べること自体は悪いことではありません。
ポイントは、食べる時間を決めて、回数を増やしすぎないことです。量を減らすことより、「いつ食べるか」を決めるほうが、むし歯予防には効果的なんですよ。おにぎりや果物、乳製品など、食事の延長のような内容にすると、体にも歯にもやさしくなります。
4.寝る前の飲み物にも気をつけて
寝ている間は、だ液の量が減ります。そのため、寝る前に甘い飲み物を飲むと、歯が溶けた状態が長く続いてしまいます。
夜の歯みがきのあとは、水かお茶だけにしましょう。冷蔵庫から持ってきたジュースを「一口だけ」が習慣になっていないか、一度見直してみてくださいね。
5.ゼロ表示や「無糖」の飲み物は大丈夫?
糖分が入っていない飲み物は、むし歯菌のエサにはなりにくいです。ただ、炭酸飲料や一部の飲み物は酸性が強く、歯の表面を溶かす原因になることがあります。
「ゼロだから安心」と考えず、ふだんは水やお茶を基本にして、そのほかの飲み物は時間を決めて楽しむ、という考え方がおすすめです。
歯科へ相談したい目安
冷たいものや甘いものがしみる、歯に白くにごった部分や茶色い部分がある、歯と歯の間に食べ物がよくはさまる、といった変化があれば早めにご相談ください。
6.よくあるご質問

運動中にスポーツドリンクを飲むのはやめたほうがいいですか?
必要な場面まで禁止するものではありません。暑さや運動量に合わせて使い、飲んだあとに水を飲むなど、歯へのケアをセットにしましょう。
ゼロカロリーの飲み物なら毎日飲んでもいいですか?
糖分はなくても、酸性の飲み物は歯に負担がかかることがあります。毎日の水分補給は、水やお茶を基本にしてくださいね。
塾の前のおやつはどうすればいいですか?
時間を決めて食べ、できれば食べたあとに水を飲むか、口をゆすいでから出かけましょう。おにぎりなど、食事に近いものもおすすめです。
フッ素を使っていれば、飲み物は気にしなくて大丈夫ですか?
フッ素は歯を強くしてくれますが、それだけでむし歯を防げるわけではありません。飲み方・食べ方とあわせて考えることが大切です。
まとめ|「何を」より「いつ・何回」を意識して

スポーツドリンクやおやつは、上手に付き合えば悪者ではありません。だらだら飲み・だらだら食べを避けて、ふだんの水分補給は水やお茶にする。それだけでも、むし歯のリスクはぐっと下がります。
生活が忙しくなる小学生の時期こそ、定期検診でお口の変化を確認していきましょうね。
参考情報
くるみ歯科こども歯科では、お子さんと保護者の方が安心して相談できる環境づくりを大切にしています。
- 藤が丘駅から徒歩7分
- 駐車場14台+共同駐車場21台(合計35台)
- キッズスペース完備・一時保育室完備
診療内容は小児歯科・小児矯正のページをご覧ください。ご予約はWEB予約(24時間受付)からどうぞ。
長久手・藤が丘の小児歯科なら「くるみ歯科こども歯科」へ。