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医院ブログBlog

なぜ大人の歯周病治療が増えているの?5名の女医が紐解く「ライフステージとお口のSOS」


執筆者
竹中 純子

くるみ歯科こども歯科クリニック

院長 竹中 純子


先日、学校での歯科健康診断に関するデータに関するブログをお届けしましたが、今回は視点をガラリと変えて、「大人(親御様世代)の歯の健康」について、非常に興味深く、かつ見過ごせない国の統計データをご紹介します。


厚生労働省が3年ごとに実施している「患者調査」の直近の公表データ(令和5年調査)によると、日本の歯科医院で治療を受けている患者数が大人世代を中心に大幅に増加していることが明らかになりました。


「子どもを歯医者に連れて行くのが最優先で、自分の歯のことはずっと後回しになっていた……」 「痛いところはないし、むし歯もないから私はまだ大丈夫だと思っている」


そんな親御様にこそ知っていただきたい、現代日本の「お口のリアル」と、特に女性のライフステージに深く関係する歯周病のリスクについて、徹底解説します。この記事を読み終えたとき、あなたのお口に対する意識、そしてこれからの健康投資の考え方がガラリと変わるはずです!


1.厚生労働省「患者調査」から見る、現代人が歯医者に駆け込む本当の理由



まずは、国から公表されている直近の統計データを一緒に読み解いていきましょう。数字を細かく見ていくと、私たちが想像している以上に、多くの大人がお口のトラブルに直面し、歯科医院でのケアを必要としていることがわかります。

☆厚生労働省が3年ごとに実施している「患者調査」の直近の公表データ(令和5年調査)3年ごとの実施であり、一番最新のデータが令和5年のものになります。

■ 歯周病の治療患者数が「275万人」の大幅増加!
厚生労働省の令和5年(2023年)患者調査によると、歯周病(歯肉炎及び歯周疾患)で現在治療を受けている総患者数は、実に1,135万4,000人に達しました。 その前の調査(令和2年)の860万4,000人と比較すると、わずか3年の間に275万人も増加しているのです。
これは一見、「日本人の歯が急に悪くなったの?」と思われるかもしれませんが、実はそうではありません。近年の「オーラルケア意識の高まり」や、「歯周病が全身の病気(糖尿病や心疾患、認知症など)に悪影響を及ぼす」という医学的な事実が広く知れ渡ったことにより、「お口の土台をしっかり治療して、将来のために予防しよう」と、主体的に歯科医院へ足を運ぶ大人が増えた結果であると私たちは捉えています。

■ 歯科関連全体の治療患者数は1,897万人超へ
歯周病だけでなく、むし歯や歯を失った後の治療(被せ物や入れ歯)などを含めた「歯科関連全体」で治療を受けている総患者数は、1,897万3,000人となり、こちらも前回(令和2年調査:1,578万7,000人)より318万6,000人増加しています。
国が発表したその具体的な内訳(疾患別患者数)を見てみると、現代の大人が抱えるお口の悩みのバランスがはっきりと浮き彫りになります。

う蝕(むし歯):298万4,000人 (男性:136万人 / 女性:162万5,000人)
歯肉炎及び歯周疾患(歯周病):1,135万4,000人 (※上記総患者数の内訳。男性:445万4,000人 / 女性:689万9,000人)
その他の歯及び歯の支持組織の障害:214万1,000人 (男性:92万4,000人 / 女性:121万6,000人 ※主に歯の根っこの病気や顎関節症など)
歯の補てつ:249万4,000人 (男性:105万7,000人 / 女性:143万8,000人 ※入れ歯やインプラント、被せ物の治療)

このデータから一目瞭然なのは、「現代の大人が歯医者に通う最大の原因は、むし歯(約298万人)ではなく、圧倒的に歯周病(約1,135万人)である」という事実です。じつに、むし歯治療の「約4倍」近くの人が、歯周病のために通院しているのです。
「冷たいものがしみないから」「穴が空いていないから」と安心している大人の方でも、実は土台である歯ぐきや骨が、静かに、自覚症状のないまま歯周病菌によって蝕まれている可能性が非常に高いということを、このデータは証明しています。



2.なぜ女性の受診者が圧倒的に多いのか?5名の女医が紐解く「女性とお口の深い関係」



今回の厚生労働省のデータを見て、私たち「くるみ歯科」のドクター陣が最も注目したポイントがあります。それは、すべての項目において「男性より女性の受診者数が圧倒的に多い」という点です。


もっとも差が顕著な「歯肉炎及び歯周疾患(歯周病)」の男女比をもう一度見てみましょう。


  • 男性:445万4,000人
  • 女性:689万9,000人


なんと、女性の方が約245万人も多く治療を受けています。むし歯や被せ物(補てつ)のデータを見ても、すべて女性が男性を上回っているのです。


なぜ、これほどまでに女性の患者数が多いのでしょうか?そこには、女性特有の「ライフステージ」と「ホルモンバランス」の劇的な変化が関係しています。くるみ歯科の5名の女性歯科医師だからこそお伝えできる、女性とお口のリアルな関係性がここにあります。


原因①:女性ホルモンを大好物とする「歯周病菌」の存在
女性の身体は、思春期、妊娠・出産期、そして更年期と、生涯を通じて女性ホルモン(エストロゲンやプロゲステロン)の分泌量が波のように大きく変動します。 実は、特定の歯周病菌の中には、この女性ホルモンを栄養源(大好物)として増殖する性質を持つものがいます。そのため、女性は男性と同じように同じ回数歯を磨いていても、ホルモンのバランスが変化するタイミング(毎月の生理周期や妊娠期、更年期)で、歯ぐきが腫れやすく、出血しやすくなるという宿命を背負っているのです。

原因②:妊娠・出産、そして「育児とキャリア」の過酷な両立
特に当院がある長久手・藤が丘エリアには、仕事を持ちながら一生懸命に子育てをされている「働くママ」がたくさんいらっしゃいます。 妊娠中は「つわり」でお口にハブラシを入れることすら辛くなり、お口のケアが不十分になりがちです(これを妊娠性歯肉炎と呼びます)。さらに出産後は、24時間体制の育児と仕事への復帰などが重なり、自分の睡眠時間を削る日々が続きます。 睡眠不足や過度なストレスは、身体の免疫力を著しく低下させます。その結果、お口の中で静かに眠っていた歯周病菌が一気に暴れ出し、気づいたときには「歯ぐきから血が出る」「歯がグラグラして浮いているような気がする」という事態に陥ってしまうのです。

原因③:女性の「高い健康意識と気づき」
もう一つのポジティブな側面として、女性は男性に比べて「身体の小さな変化に気づきやすく、健康投資への意識が高い」という素晴らしい傾向もあります。「鏡を見たときに歯ぐきの色が赤くなっているのが気になる」「口臭が変わったかもしれない」と敏感に察知し、手遅れになる前にしっかりと歯科医院を受診されているからこそ、この統計データとして現れているのだと言えます。



3.働くママを孤独にしない!自分へのご褒美としての予防歯科



「歯医者に行かなきゃいけないのは分かったけれど、子どもを預ける場所がない」 「平日は仕事、週末は子どもの習い事や家族の用事で、自分のための時間なんて1分もない」


厚生労働省のデータにある689万人の女性たちも、きっと同じような葛藤を抱えながら、なんとか時間を作って通院されているはずです。 くるみ歯科こどもクリニックは、そんながんばるお母様・女性の皆様の「通いづらさ」をすべて解消し、安心してご自身のケアに専念できる環境を完璧に整えています。
(クリニックの紹介について詳しくは☆こちら

■ 強み1:保育士による「無料託児サービス」&広々キッズスペース
当院には、国家資格を持つ専任の保育士が在籍しています。お母様が一般歯科の治療や、心地よい歯石取り(クリーニング)を受けている間、お子様は安心・安全なキッズスペースで楽しく遊びながらお待ちいただけます。抱っこの必要な赤ちゃんでも大歓迎です。「子どもが泣いたら迷惑をかけるかも……」という心配をすることなく、ご自身の治療の時間を「束の間のリラックスタイム」としてお過ごしいただけます。

■ 強み2:5名の女医チームだからこそ共感できる、ライフスタイルに満ちた対話
当院の歯科医師は全員が女性です。キャリアを積みながら家庭や子育てを両立させているドクターも在籍しており、女性特有のライフステージの悩み、忙しさ、身体の変化によるお口のトラブルの痛みに、心から共感し、寄り添うことができます。 「今は忙しくて毎日の丁寧なケアが難しい」というリアルな現状を否定せず、「それなら、今の生活リズムの中でこれだけはやっておきましょう!」という、無理のないパーソナルな予防プログラムをご提案します。

■ 強み3:お車で濡れずに通える大型専用駐車場完備
長久手市内からはもちろん、名東区や藤が丘周辺からもアクセスしやすい専用駐車場を完備しています。雨の日や、お子様を連れての移動でも、お車でストレスなくスムーズに通院していただけます。



4.くるみ歯科は忙しいパパとママの味方です!



子どものお口の健康を守る最高の近道は、実は「毎日一番近くにいるママやパパのお口が、健康的できれいであること」です。親御様のお口が整うことで、お子様への細菌の感染リスクを減らすことにも直結します。


「そういえば、最後に自分のために歯医者へ行ったのはいつだっけ……?」と思った今こそ、お口の未来を変える絶好のタイミングです。
(予防の大切さについては☆こちら


(24時間WEB予約は☆こちら
くるみ歯科こどもクリニックでは、スマートフォンから24時間いつでも簡単にネット予約が可能です。ぜひ、お子様の定期検診のご予約と一緒に、ご自身の「お口のご褒美メンテナンス」も合わせてご予約ください。私たち5名の女医とプロフェッショナルスタッフ一同、皆様の毎日を輝かせる笑顔のサポートができる日を、心よりお待ちしております!


くるみ歯科こども歯科クリニック
  • 院長:竹中 純子
  • 住所:〒480-1135 愛知県長久手市下山3-1
  • 電話番号:0561-56-4182
  • ホームページ:https://kids-kurumi.com

    🚗 駐車場35台(専用14台+共同21台)
  • 🚶‍♀️ 藤が丘駅から徒歩7分!
  • 🦷 キッズスペース完備
  • 一時保育室もご利用いただけます