
医療法人くるみ会
くるみ歯科こども歯科 院長
この記事は連載「妊娠期から12歳まで|子どもの歯とお口の成長を一緒に見守る40のお話」の第23話です。
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愛知県長久手市、藤が丘エリアの皆様、こんにちは。医療法人くるみ会 くるみ歯科こども歯科院長の竹中純子です。
宿題やテレビのとき、気づくと頬づえをついていたり、爪をかんでいたりすることはありませんか。
「癖で歯並びが悪くなるって本当?」というご質問を、診療室でよくいただきます。今回は、癖と歯並びの関係、そして叱らずに癖を減らしていく工夫をお話ししますね。
頬づえ、爪かみ、唇をかむ癖、舌で前歯を押す癖などは、長い時間・強い力で続くと、歯並びやかみ合わせに影響することがあります。ただし、一度や二度の癖だけで歯並びが変わるわけではありません。
1.歯並びに影響することがある癖

- 頬づえをつく
- 爪や鉛筆をかむ
- 唇をかむ、吸う
- 飲み込むときに舌で前歯を押す
- うつぶせや横向きで、同じ側ばかり下にして寝る
歯は、弱い力でも長い時間かかり続けると、少しずつ動くことがあります。毎日、長い時間、同じ方向に力がかかる癖には注意が必要なんです。
2.癖ごとの影響の例
頬づえをいつも同じ側でついていると、歯が内側に傾いたり、かみ合わせが横にずれたりすることがあります。
下唇をかむ癖があると、上の前歯が前に、下の前歯が内側に傾きやすくなります。舌で前歯を押す癖は、前歯が前に出たり、上下の前歯の間にすき間ができたりする原因になることがあります。
3.癖に気づくポイント

癖は、何かに集中しているときや、眠いとき、退屈なとき、緊張しているときに出やすくなります。
どんな場面で、どのくらいの時間続いているかを見てみましょう。本人は気づいていないことがほとんどなので、責めずに観察するところから始めてくださいね。
4.叱らずに減らす工夫
- 「あごに手があるよ」など、短い合図でそっと気づかせる
- 机と椅子の高さを合わせて、姿勢を保ちやすくする
- 手持ちぶさたにならないよう、手を使う遊びを取り入れる
- できているときに「いい姿勢だね」と声をかける
爪かみは、緊張や不安のサインのこともあります。お子さんの気持ちにも目を向けてあげてください。
5.お口のトレーニングという方法も
舌の癖や唇の力の弱さは、お口の使い方を練習するトレーニング(口腔筋機能療法・MFT)で改善を目指すことがあります。
歯並びにすでに影響が出ている場合は、小児矯正とあわせて考えることもあります。
くるみ歯科こども歯科では
お口の力を数字で確認しています
- 唇を閉じる力を測る機器(りっぷるくん)で、お口まわりの力を数字で確認することがあります。
- 癖が気になるお子さんは、こうした検査も参考にしながら、おうちでできることを一緒に考えていきます。
歯科へ相談したい目安
前歯がかみ合わない、発音しにくい、食べ物を飲み込みにくい、歯並びが変わってきた、癖が強く長く続いている、といった場合はご相談ください。
6.よくあるご質問

爪をかむと、歯が欠けることはありますか?
前歯に負担がかかり、先がすり減ったり、小さく欠けたりすることがあります。気になるときは一度見せてください。
頬づえは、どのくらい続くと影響しますか?
時間や力のかかり方によって違います。毎日長い時間、同じ側でついている場合は、早めに見直していきましょう。
舌の癖は、どうやって気づけばいいですか?
飲み込むときに舌が前に見える、話すときに舌が歯の間から出る、といった様子がヒントになります。
癖を直せば、歯並びは戻りますか?
成長期は、癖の改善で落ち着くこともあります。お口の状態を見ながら判断しましょう。
まとめ|叱らずに気づかせる工夫を

頬づえや爪かみ、舌の癖は、長い時間続くと歯並びやかみ合わせに影響することがあります。本人は気づいていないことが多いので、叱らずに気づかせる工夫を続けてみてください。
気になる癖があるときは、小児歯科でお気軽にご相談くださいね。
参考情報

くるみ歯科こども歯科では、お子さんと保護者の方が安心して相談できる環境づくりを大切にしています。
- 藤が丘駅から徒歩7分
- 駐車場14台+共同駐車場21台(合計35台)
- キッズスペース完備・一時保育室完備
診療内容は小児歯科・小児矯正のページをご覧ください。ご予約はWEB予約(24時間受付)からどうぞ。
長久手・藤が丘の小児歯科なら「くるみ歯科こども歯科」へ。