
医療法人くるみ会
くるみ歯科こども歯科 院長
この記事は連載「妊娠期から12歳まで|子どもの歯とお口の成長を一緒に見守る40のお話」の第16話です。
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愛知県長久手市、藤が丘エリアの皆様、こんにちは。医療法人くるみ会 くるみ歯科こども歯科院長の竹中純子です。
2〜3歳のお子さんの保護者の方から、とても多くいただくご質問です。
指しゃぶりやおしゃぶりは、赤ちゃんのころから見られる自然な行動です。無理にやめさせる必要はありませんが、続く期間や強さによっては、歯並びに影響することもあります。今回は、見守り方と卒業の支え方をお話ししますね。
指しゃぶりやおしゃぶりは、3歳ごろまでは心を落ち着かせる役割もあり、無理にやめさせる必要はありません。頻度や強さ、歯並び・かみ合わせへの影響を見ながら、叱らずに少しずつ卒業を支えていきましょう。
1.なぜ指しゃぶりをするの?

指しゃぶりは、眠いとき、退屈なとき、不安なときに、気持ちを落ち着かせるための行動です。赤ちゃんにとっては、安心材料のひとつなんです。
遊びや会話が増えてくると、自然に回数が減っていくお子さんが多いです。3歳ごろまでは、無理にやめさせなくて大丈夫ですよ。
2.歯並びに影響しやすいのはどんなとき?
- 日中も長い時間続いている
- 強く吸っていて、指にタコができている
- 4歳を過ぎても回数が減らない
このような場合、上の前歯が前に出たり、奥歯でかんでも前歯がかみ合わなくなったりすることがあります。
早い時期にやめられると、成長とともに落ち着くことも多いです。
3.おしゃぶりとの付き合い方

おしゃぶりは、寝かしつけや外出時など、使う場面を決めて使うのがおすすめです。言葉を話し始める時期には、お口が自由に使えるように、少しずつ使う時間を減らしていきましょう。
一般的には、2歳半〜3歳ごろまでに卒業を目指すとよいとされています。
4.卒業を支える関わり方
- 叱らずに、手を使う遊びや外遊びの時間を増やす
- 眠る前は手を握る、絵本を読むなど、安心できる時間をつくる
- できた日はカレンダーにシールを貼って、一緒に喜ぶ
- 「指さんも休ませてあげようね」など、本人が納得できる声かけをする
5.お口のトレーニングも役立ちます
指しゃぶりが長く続いたお子さんは、舌の位置や唇を閉じる力が弱くなっていることがあります。
当院では、お口まわりの筋肉の使い方を練習するトレーニングも行っています。気になる場合は、検診のときにご相談ください。
歯科へ相談したい目安
4歳を過ぎても日中に長く続いている、前歯がかみ合わない、上の前歯が前に出てきた、発音や食べ方が気になる、といった場合はご相談ください。
6.よくあるご質問

寝るときだけ吸っています。やめさせたほうがいいですか?
眠るときだけであれば、減ってきている途中と考えられます。寝ついたら、そっと指を外してあげてください。
強く注意したら、かえって増えてしまいました。
強く禁止すると不安が強まり、回数が増えることがあります。責めずに、気持ちが落ち着く別の方法を一緒に探していきましょう。
指に苦い薬を塗るのは効果がありますか?
効果がある場合もありますが、本人が納得していないと逆効果になることも。まずは声かけや環境の工夫から試してみてください。
指しゃぶりでずれた歯並びは戻りますか?
早い時期にやめられると、成長とともに落ち着くこともあります。お口の状態を見ながら経過を確認しましょう。
まとめ|叱らずに、見守りながら卒業へ

指しゃぶりやおしゃぶりは、3歳ごろまでは見守って大丈夫です。回数や強さ、歯並びの変化を見ながら、叱らずに卒業を支えていきましょう。
気になるときは、小児歯科で一緒に考えましょうね。
参考情報

くるみ歯科こども歯科では、お子さんと保護者の方が安心して相談できる環境づくりを大切にしています。
- 藤が丘駅から徒歩7分
- 駐車場14台+共同駐車場21台(合計35台)
- キッズスペース完備・一時保育室完備
診療内容は小児歯科・小児矯正のページをご覧ください。ご予約はWEB予約(24時間受付)からどうぞ。
長久手・藤が丘の小児歯科なら「くるみ歯科こども歯科」へ。