
医療法人くるみ会
くるみ歯科こども歯科 院長
この記事は連載「妊娠期から12歳まで|子どもの歯とお口の成長を一緒に見守る40のお話」の第14話です。
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愛知県長久手市、藤が丘エリアの皆様、こんにちは。医療法人くるみ会 くるみ歯科こども歯科院長の竹中純子です。
2〜3歳のお子さんの検診で、こうしたことが少なくありません。
奥歯が生えてくる2歳ごろは、むし歯の心配が前歯から奥歯へと広がっていく時期です。今回は、奥歯のむし歯ができやすい理由と、2歳ごろの予防のポイントをお話しします。
奥歯はかむ面の溝が深く、歯と歯の間も接しているため、汚れが残りやすい場所です。仕上げみがきで溝と歯の間を意識し、食べ方の習慣とフッ素を組み合わせて予防しましょう。
1.奥歯が生えてくる時期

1歳半ごろに最初の奥歯(第一乳臼歯)が、2歳半〜3歳ごろにいちばん奥の乳歯(第二乳臼歯)が生えてくることが多いです。
生えたばかりの歯は、表面がまだやわらかく、むし歯になりやすい状態です。奥歯が生えてきたら、そこから予防のスタートだと考えてくださいね。
2.奥歯にむし歯ができやすい理由
- かむ面に深い溝があり、食べかすがつまりやすい
- 奥歯どうしが接していて、歯ブラシが届きにくい
- お口の奥で見えにくく、おうちの方も気づきにくい
- かむ回数が増え、食べ物が歯に残りやすい
特に、歯と歯の間のむし歯は、外から見えにくいので、気づいたときには進んでいることもあるんです。
3.奥歯のみがき方

奥歯のかむ面は、歯ブラシの毛先を溝に当てて、小さく前後に動かします。頬の側は、指で頬を少し広げるとみがきやすくなりますよ。
奥歯どうしが接している場所は、子ども用のフロスを使って汚れを取りましょう。寝かせみがきで、明るい場所でみがくのがポイントです。
4.食べ方の習慣も大切です
甘いものを食べる回数が多かったり、だらだら食べが続いたりすると、奥歯の溝に汚れが残りやすくなります。おやつは時間と回数を決めて食べましょう。
ふだんの飲み物は水や麦茶にして、寝る前の歯みがきのあとは、水以外は口にしないようにしてくださいね。
5.歯科医院でできる予防
定期検診では、奥歯の溝や歯と歯の間に、初期のむし歯がないかを確認します。フッ素塗布で歯を強くしたり、必要に応じて溝を樹脂で埋める「シーラント」をご提案したりすることもあります。
くわしくは予防処置のページもご覧ください。
歯科へ相談したい目安
奥歯の溝が黒っぽい・茶色い、歯と歯の間に食べ物がよくはさまる、かむときに痛がる、冷たいものでしみる様子がある、といった場合はご相談ください。
6.よくあるご質問

奥歯の溝が少し黒いのですが、むし歯ですか?
着色の場合もあれば、初期のむし歯の場合もあります。見た目だけでは判断が難しいので、一度見せてくださいね。
2歳でもフロスは使えますか?
はい。持ち手のついた子ども用のフロスを、おうちの方がやさしく通してあげてください。
シーラントは何歳からできますか?
歯の生え方やお口の状態によります。検診のときに、必要かどうかをご相談しましょう。
奥歯のむし歯は、乳歯だから放っておいても大丈夫ですか?
乳歯の奥歯は、永久歯が生えるまでの長い期間使う大切な歯です。早めに対応しましょう。
まとめ|奥歯は「溝」と「歯と歯の間」を意識して

2歳ごろから生えてくる奥歯は、溝が深く、歯と歯の間も汚れが残りやすい場所です。仕上げみがきとフロス、食べ方の習慣、フッ素を組み合わせて守っていきましょう。
見えにくい場所だからこそ、定期検診で一緒に確認していけたらと思います。
参考情報

くるみ歯科こども歯科では、お子さんと保護者の方が安心して相談できる環境づくりを大切にしています。
- 藤が丘駅から徒歩7分
- 駐車場14台+共同駐車場21台(合計35台)
- キッズスペース完備・一時保育室完備
診療内容は小児歯科・小児矯正のページをご覧ください。ご予約はWEB予約(24時間受付)からどうぞ。
長久手・藤が丘の小児歯科なら「くるみ歯科こども歯科」へ。