
医療法人くるみ会
くるみ歯科こども歯科 院長
この記事は連載「妊娠期から12歳まで|子どもの歯とお口の成長を一緒に見守る40のお話」の第12話です。
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愛知県長久手市、藤が丘エリアの皆様、こんにちは。医療法人くるみ会 くるみ歯科こども歯科院長の竹中純子です。
フッ素については、ご質問がとても多いテーマです。
フッ素は、むし歯予防に効果があることが長い歴史の中で確認されています。大切なのは、年齢に合った量を、正しく使うことなんです。今回は、年齢別の量と使い方をまとめました。
フッ化物配合歯みがき剤は、歯が生えたときから使えます。歯が生えてから2歳は米粒くらい、3〜5歳はグリーンピースくらい、6歳以上は歯ブラシ全体が目安です。寝る前を含めて1日2回使いましょう。
1.フッ素にはどんな働きがあるの?

- 歯の表面を強くして、酸に溶けにくくする
- 溶けかけた歯の表面の修復(再石灰化)を助ける
- むし歯菌が酸を作る働きを弱める
毎日の歯みがきでフッ素を使うことは、ご家庭でできるむし歯予防のなかでも、取り入れやすい方法のひとつです。
2.年齢別の使用量の目安
日本口腔衛生学会・日本小児歯科学会など4学会がまとめた推奨では、次のような量が目安とされています。
- 歯が生えてから2歳:米粒程度(1〜2mm程度)、濃度900〜1,000ppmF
- 3〜5歳:グリーンピース程度(5mm程度)、濃度900〜1,000ppmF
- 6歳以上:歯ブラシ全体(1.5〜2cm程度)、濃度1,400〜1,500ppmF
歯みがき粉のパッケージには、フッ素の濃度が書かれています。お子さんの年齢に合ったものを選んでくださいね。
3.効果を高める使い方

歯みがきのあとは、歯みがき粉を軽く吐き出し、うがいをする場合は少量の水で1回だけにするのがポイントです。何度もゆすぐと、せっかくのフッ素が流れてしまいます。
うがいがまだできない小さなお子さんは、みがいたあとにティッシュなどで軽く拭き取ってもよいとされています。
4.安全に使うための注意
決められた量を守って使えば、心配はいりません。歯みがき粉は、お子さんの手の届かないところに保管しましょう。
子どもが自分で歯みがき粉をつけると、量が多くなりがちです。適切な量をつけられないうちは、おうちの方がつけてあげてください。
5.歯科医院でのフッ素塗布も
ご家庭での歯みがき粉に加えて、歯科医院では、より濃度の高いフッ素を歯に塗る「フッ素塗布」を行うことができます。
定期検診のときに、お口の状態に合わせてご提案しますね。くわしくは予防処置のページもご覧ください。
くるみ歯科こども歯科では
当院のフッ素塗布
- 検診のときに塗るフッ素は、いくつかの味の中からお子さん本人に選んでもらっています。
- くるみカムカムクラブ会員のお子さんには、フッ素と一緒に、歯の表面を守るペースト(MIペースト)も塗布しています。
歯科へ相談したい目安
歯に白くにごった部分や茶色い部分がある、むし歯ができやすいと言われた、歯みがき粉の選び方に迷っている、といった場合はご相談ください。
6.よくあるご質問

飲み込んでしまっても大丈夫ですか?
年齢に合った量であれば、心配はいりません。量を守って使うことが大切です。
味が苦手で嫌がります。
いろいろな味の歯みがき粉があります。お子さんが使いやすいものを探してみてください。泡立ちの少ないものもありますよ。
フッ素を使えばむし歯になりませんか?
むし歯を防ぐ大切な方法のひとつですが、それだけで防げるわけではありません。食べ方や仕上げみがきと組み合わせましょう。
大人用の歯みがき粉を使ってもいいですか?
6歳未満のお子さんは、年齢に合った濃度のものを選んでください。6歳以上は、高濃度のものも目安になります。
まとめ|年齢に合った量を、毎日2回

フッ化物配合歯みがき剤は、歯が生えたときから使えるむし歯予防の味方です。年齢に合った量を守り、寝る前を含めて1日2回、少量の水で1回ゆすぐ使い方を心がけましょう。
歯科医院でのフッ素塗布とあわせて、上手に活用していってくださいね。
参考情報

くるみ歯科こども歯科では、お子さんと保護者の方が安心して相談できる環境づくりを大切にしています。
- 藤が丘駅から徒歩7分
- 駐車場14台+共同駐車場21台(合計35台)
- キッズスペース完備・一時保育室完備
診療内容は小児歯科・小児矯正のページをご覧ください。ご予約はWEB予約(24時間受付)からどうぞ。
長久手・藤が丘の小児歯科なら「くるみ歯科こども歯科」へ。