
医療法人くるみ会
くるみ歯科こども歯科 院長
この記事は連載「妊娠期から12歳まで|子どもの歯とお口の成長を一緒に見守る40のお話」の第32話です。
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愛知県長久手市、藤が丘エリアの皆様、こんにちは。医療法人くるみ会 くるみ歯科こども歯科院長の竹中純子です。
公園で転んだ、友だちとぶつかった、ボールが顔に当たった。活発に動く年ごろのお子さんは、お口のけががとても多いんです。
特に永久歯をぶつけたときは、その場での対応が、歯を守れるかどうかに大きく関わることがあります。今回は、いざというときにあわてないための応急対応をお話しします。
永久歯をぶつけたら、見た目に変化がなくても、できるだけ早く歯科へ連絡してください。抜けてしまった永久歯は、根の部分を触らず、乾燥させずに持ってきてください。
1.まずは全身の安全を確認

お口のけがのときは、どうしても歯に目が向きがちです。でも、まずは頭を強く打っていないか、意識ははっきりしているか、吐き気がないかを確認してください。
意識がぼんやりしている、吐いている、出血が止まらない、といった場合は、歯より先に医療機関を受診しましょう。
2.抜けてしまった永久歯の扱い方
- 歯の頭の部分(白い部分)を持ち、根の部分には触らない
- 汚れている場合は、牛乳か水で軽くすすぐ程度に(こすらない)
- 歯の保存液か牛乳に入れて、乾燥させない
- どちらもないときは、ラップで包むなどして乾かさない
- すぐに歯科医院へ連絡し、できるだけ早く受診する
根の表面には、歯を骨につなぎとめる大切な組織がついています。乾燥させないことが、とても大切なんです。
3.欠けた・揺れた・ずれた場合

歯が欠けたときは、欠けた破片があれば捨てずに持ってきてください。くっつけられることもあります。
歯が揺れている、位置がずれている、という場合は、歯を押したり揺らしたりせず、口の外から冷やして、すぐに受診しましょう。見た目に変化がなくても、歯の根や神経にダメージがあることがあります。
4.乳歯との違い
乳歯が抜けた場合は、自宅で元の位置に戻さないでください。乳歯の下で育っている永久歯を傷つけるおそれがあります。
乳歯をぶつけた場合も、下の永久歯に影響が出ることがあるので、歯科医院で確認しておくと安心です。
5.ぶつけたあとの経過観察
ぶつけた直後は問題がなさそうでも、しばらくしてから歯の色が変わったり、歯ぐきが腫れたりすることがあります。歯科医院では、必要に応じて経過を見ながら、歯の状態を確認していきます。
スポーツをするお子さんは、競技によってはマウスガードで歯を守る方法もあります。気になる方はご相談ください。
歯科へ相談したい目安
永久歯が抜けた・欠けた・揺れている・ずれている場合は、すぐに歯科医院へ連絡してください。ぶつけたあとに歯の色が変わった、歯ぐきが腫れた、という場合もご相談ください。
6.よくあるご質問

血が止まれば様子を見てもいいですか?
歯の根や周囲に損傷が隠れていることがあります。当日中を目安に、歯科へ連絡してください。
抜けた歯を水に入れてもいいですか?
長時間の水での保存は避け、歯の保存液や牛乳を使いましょう。乾燥させないことが大切です。
休診日にけがをしたらどうすればいいですか?
地域の休日歯科診療などを利用してください。翌診療日には、当院にもご連絡くださいね。
抜けた歯を自分で戻してもいいですか?
根を触らずに戻すのは難しいことが多いので、無理をせず、保存液や牛乳に入れてすぐに受診してください。
まとめ|あわてず、乾かさず、すぐに連絡を

永久歯をぶつけたら、見た目に変化がなくても、できるだけ早く歯科へ連絡してください。抜けた永久歯は、根を触らず、牛乳や保存液に入れて乾燥させずに持ってきてください。
いざというときにあわてないよう、この記事を保存しておいていただけたらうれしいです。
参考情報

くるみ歯科こども歯科では、お子さんと保護者の方が安心して相談できる環境づくりを大切にしています。
- 藤が丘駅から徒歩7分
- 駐車場14台+共同駐車場21台(合計35台)
- キッズスペース完備・一時保育室完備
診療内容は小児歯科・小児矯正のページをご覧ください。ご予約はWEB予約(24時間受付)からどうぞ。
長久手・藤が丘の小児歯科なら「くるみ歯科こども歯科」へ。