
医療法人くるみ会
くるみ歯科こども歯科 院長
この記事は連載「妊娠期から12歳まで|子どもの歯とお口の成長を一緒に見守る40のお話」の第31話です。
▶ 連載の目次(全40話の一覧)はこちら
愛知県長久手市、藤が丘エリアの皆様、こんにちは。医療法人くるみ会 くるみ歯科こども歯科院長の竹中純子です。
歯並びの中でも、特にご相談の多いお悩みです。
見た目が気になるだけでなく、「早く治療したほうがいいの?」と迷われる方も多いと思います。今回は、出っ歯や受け口に見えるときの考え方と、相談の目安をお話しします。
出っ歯や受け口に見えても、すぐに治療が必要とは限りません。ただし、口が閉じにくい、かみにくい、前歯をぶつけやすい、受け口になっている、といった場合は早めに相談しましょう。
1.見た目だけで決めないで

上の前歯が出ているように見えても、上のあごが前に出ている場合、下のあごが小さめな場合、前歯が前に傾いている場合など、原因はさまざまです。
受け口も同じで、歯の傾きによるものか、あごの成長によるものかで、考え方が変わってきます。見た目だけで判断せず、原因を確認することが大切なんです。
2.生活の中で気づけるサイン
- 口を閉じにくそう、いつも口が開いている
- 前歯でうまくかみ切れない
- 転んだときに前歯をぶつけやすい
- サ行やタ行が言いにくそう
- 下唇をかむ癖、指しゃぶりがある
こうした様子があれば、相談のときに教えてください。
3.受け口は早めの相談がおすすめ

下の歯が上の歯より前に出ている受け口は、あごの成長に関わることがあります。成長期のうちに確認しておくと、選べる方法が広がることもあります。
乳歯の時期でも、気づいた時点で一度見せていただくと安心です。
4.早めに相談する意味
早く相談する目的は、すぐに装置を使うことではありません。成長や生え変わりを記録して、適切な時期を選ぶためです。
経過を見るだけの期間もありますが、そのあいだに変化を記録しておくことで、必要なときに迷わず判断できるようになります。
5.受診のときに伝えていただきたいこと
指しゃぶりや口呼吸などの癖、前歯をぶつけたことがあるか、ご家族の歯並びの傾向、いつごろから気になっているか、などを教えてください。
写真や学校の歯科健診の結果があると、さらに参考になります。くわしくは小児矯正のページもご覧ください。
歯科へ相談したい目安
受け口になっている、口が閉じにくい、かみにくい、前歯をぶつけやすい、発音が気になる、といった場合は早めにご相談ください。
6.よくあるご質問

何歳で矯正相談すればいいですか?
気づいた時点で相談できます。開始時期は、かみ合わせと成長によって個別に判断します。
装置を必ず使いますか?
経過観察や生活習慣の確認だけの場合もあります。
親が受け口だと、子どもも受け口になりますか?
あごの形は似ることがあります。気になる場合は、早めに確認しておくと安心です。
出っ歯は前歯をけがしやすいですか?
前歯が大きく出ていると、転んだときにぶつけやすいことがあります。スポーツをする場合は、相談してくださいね。
まとめ|原因を知ることから始めましょう

出っ歯や受け口に見えても、すぐに治療が必要とは限りません。原因を確認し、成長を記録しながら、適切な時期を一緒に考えていきましょう。
受け口や、口が閉じにくい、かみにくいといった場合は、早めにご相談くださいね。
参考情報

くるみ歯科こども歯科では、お子さんと保護者の方が安心して相談できる環境づくりを大切にしています。
- 藤が丘駅から徒歩7分
- 駐車場14台+共同駐車場21台(合計35台)
- キッズスペース完備・一時保育室完備
診療内容は小児歯科・小児矯正のページをご覧ください。ご予約はWEB予約(24時間受付)からどうぞ。
長久手・藤が丘の小児歯科なら「くるみ歯科こども歯科」へ。