
医療法人くるみ会
くるみ歯科こども歯科 院長
この記事は連載「妊娠期から12歳まで|子どもの歯とお口の成長を一緒に見守る40のお話」の第28話です。
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愛知県長久手市、藤が丘エリアの皆様、こんにちは。医療法人くるみ会 くるみ歯科こども歯科院長の竹中純子です。
生え変わりの時期を迎えたお子さんの保護者の方から、よく伺うお気持ちです。
実は、生えたばかりの永久歯は、むし歯になりやすい状態にあるんです。今回は、その理由と、ご家庭と歯科医院でできる守り方をお話しします。
生えたばかりの永久歯は、表面がまだ十分にかたくなっておらず、溝も深いため、むし歯になりやすい状態です。ご家庭でのフッ素入り歯みがき粉と仕上げみがき、歯科医院での予防を組み合わせて守りましょう。
1.生えたての永久歯の特徴

生えたばかりの永久歯は、表面がまだ成熟しておらず、酸に溶けやすい状態です。生えてから数年かけて、だ液の成分を取り込みながら、少しずつかたく強くなっていきます。
また、奥歯は溝が深く複雑で、汚れがたまりやすい形をしています。生えたての時期は、特に守ってあげたい時期なんです。
2.奥歯は横から狙ってみがく
生えかけの奥歯は、背が低く、手前の歯との段差があるため、歯ブラシをふつうに動かしても毛先が届きにくいです。
- 歯ブラシを横(頬の側)から入れる
- 口を少し閉じぎみにすると、頬がゆるんで入れやすい
- 毛先をかむ面の溝に当てて、小さく動かす
本人だけでは届きにくいので、生えそろうまでは仕上げみがきで確認してあげてください。
3.フッ素を上手に使う

6歳以上のお子さんは、フッ素入りの歯みがき粉を歯ブラシ全体(1.5〜2cm程度)、濃度1,400〜1,500ppmFのものを使うのが目安とされています。
みがいたあとは、歯みがき粉を軽く吐き出して、少量の水で1回だけゆすぎましょう。フッ素がお口に残りやすくなります。
4.歯科医院でできる予防
歯科医院では、より濃度の高いフッ素を歯に塗る「フッ素塗布」や、奥歯の深い溝を樹脂で埋める「シーラント」を行うことができます。
どちらが必要かは、歯の生え方やお口の状態によって変わります。予防処置のページもあわせてご覧ください。
5.食べ方の習慣も見直しましょう
小学生になると、自分でおやつを選んだり、友だちと出かけたりする機会が増えてきます。だらだら食べ・だらだら飲みを避けて、時間を決めて食べる習慣を続けていきましょう。
ふだんの水分補給は、水やお茶が基本です。
くるみ歯科こども歯科では
当院のシーラントの考え方
- シーラントは、基本的には歯がしっかり生えきってから行います。むし歯のリスクが高い場合は、生えている途中でも行うことがあります。
- すでにむし歯がある、溝が白くにごっている・着色している場合は、シーラントはせずに、状態に合った方法を考えます。
- シーラントは取れることもあるので、定期検診のたびに確認しています。
歯科へ相談したい目安
奥歯の溝が黒っぽい・茶色い、歯に白いにごりがある、冷たいものでしみる、生えかけの歯のまわりの歯ぐきが腫れている、といった場合はご相談ください。
6.よくあるご質問

毎日仕上げみがきが必要ですか?
生えかけの奥歯は本人だけでは届きにくいため、おうちの方の確認と仕上げが役立ちます。
シーラントをすれば、絶対にむし歯にならないですか?
予防効果は期待できますが、絶対ではありません。歯みがきや食習慣、定期検診も大切です。
フッ素塗布はどのくらいの間隔で受ければいいですか?
お口の状態に合わせてご案内します。定期検診のたびに受けていただく方が多いです。
生えたての歯が黄色っぽく見えます。
永久歯は乳歯より少し黄色みがあることが多いです。気になる場合は検診で確認しましょう。
まとめ|生えたての数年が、守りどき

生えたばかりの永久歯は、表面がまだやわらかく、溝も深いため、むし歯になりやすい状態です。横から歯ブラシを入れるコツと、年齢に合ったフッ素の使い方で守っていきましょう。
フッ素塗布やシーラントなど、歯科医院での予防もぜひ組み合わせてくださいね。
参考情報

くるみ歯科こども歯科では、お子さんと保護者の方が安心して相談できる環境づくりを大切にしています。
- 藤が丘駅から徒歩7分
- 駐車場14台+共同駐車場21台(合計35台)
- キッズスペース完備・一時保育室完備
診療内容は小児歯科・小児矯正のページをご覧ください。ご予約はWEB予約(24時間受付)からどうぞ。
長久手・藤が丘の小児歯科なら「くるみ歯科こども歯科」へ。