
医療法人くるみ会
くるみ歯科こども歯科 院長
この記事は連載「妊娠期から12歳まで|子どもの歯とお口の成長を一緒に見守る40のお話」の第27話です。
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愛知県長久手市、藤が丘エリアの皆様、こんにちは。医療法人くるみ会 くるみ歯科こども歯科院長の竹中純子です。
6歳前後のお子さんの保護者の方から、とても多いご相談です。
驚かれる方も多いのですが、実は下の前歯ではよく見られる生え方なんです。今回は、二列に見える理由と、おうちで確認したいこと、受診の目安をお話しします。
下の前歯では、乳歯が残ったまま、永久歯が内側(舌の側)から生えてくることがよくあります。乳歯を無理に抜かず、乳歯の揺れ方と永久歯の位置を歯科で確認しましょう。
1.どうして二列に見えるの?

下の前歯の永久歯は、もともと乳歯の内側(舌の側)で育っています。そのため、乳歯の根が十分に溶ける前に永久歯が生えてくると、乳歯の後ろから顔を出す形になるんです。
上の前歯でも、まれに同じようなことが起こります。いずれにしても、珍しいことではありませんので、まずは落ち着いてくださいね。
2.おうちで確認したいこと
- 前の乳歯がグラグラしているか
- 永久歯がどのくらい見えているか
- 痛みや歯ぐきの腫れがないか
- 食べにくそうにしていないか
写真を撮っておくと、数週間後の変化と比べやすくなります。
3.乳歯が揺れていれば、多くは自然に抜けます

前の乳歯がしっかりグラグラしている場合は、数週間から1か月ほどで自然に抜けることが多いです。乳歯が抜けると、舌に押されて、永久歯が少しずつ前に移動していくこともあります。
この間、糸をかけたり、強く引っぱったりして無理に抜くのは避けてください。歯ぐきを傷つけることがあります。
4.受診したほうがよいとき
乳歯がほとんど揺れていない、永久歯が半分以上生えてきても乳歯が残っている、痛みや腫れがある、という場合は、歯科医院で確認しましょう。
乳歯の根がしっかり残っていると、自然に抜けにくいことがあります。その場合は、乳歯を抜いて、永久歯が並ぶ場所を整えることを検討します。
5.二列の間はみがき残しに注意
二列に並んでいる時期は、乳歯と永久歯の間に汚れがたまりやすくなります。歯ブラシを縦にして、1本ずつていねいにみがいてあげてください。
生えたばかりの永久歯は、むし歯になりやすい歯でもあります。フッ素入りの歯みがき粉を使って、守っていきましょう。
歯科へ相談したい目安
乳歯がほとんど揺れていない、永久歯が大きく生えても乳歯が残っている、痛みや腫れがある、という場合は早めにご相談ください。
6.よくあるご質問

永久歯は、自然に前に移動しますか?
乳歯が抜けたあと、舌に押されて前に移動することもあります。ただ、すき間や生え方によって違うので、経過を確認して判断します。
すぐに乳歯を抜きますか?
揺れ方や永久歯の位置を見て決めます。相談した日に必ず抜くわけではありません。
歯並びがガタガタにならないか心配です。
生え変わりの時期は、一時的にガタガタに見えることもあります。成長とともに変わっていくことも多いので、定期的に確認しましょう。
乳歯を抜くときは痛いですか?
麻酔を使って、できるだけ痛くないように行います。お子さんの様子を見ながら進めますね。
まとめ|あわてず、揺れ方と位置を確認して

下の前歯では、乳歯が残ったまま永久歯が内側から生えることがよくあります。乳歯を無理に抜かず、揺れ方と永久歯の位置を確認しながら見守りましょう。
乳歯がなかなか抜けないときは、小児歯科で一緒に確認しましょうね。
参考情報

くるみ歯科こども歯科では、お子さんと保護者の方が安心して相談できる環境づくりを大切にしています。
- 藤が丘駅から徒歩7分
- 駐車場14台+共同駐車場21台(合計35台)
- キッズスペース完備・一時保育室完備
診療内容は小児歯科・小児矯正のページをご覧ください。ご予約はWEB予約(24時間受付)からどうぞ。
長久手・藤が丘の小児歯科なら「くるみ歯科こども歯科」へ。