
医療法人くるみ会
くるみ歯科こども歯科 院長
この記事は連載「妊娠期から12歳まで|子どもの歯とお口の成長を一緒に見守る40のお話」の第20話です。
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愛知県長久手市、藤が丘エリアの皆様、こんにちは。医療法人くるみ会 くるみ歯科こども歯科院長の竹中純子です。
こうしたご相談が、ここ数年とても増えています。
口が開いている状態や口呼吸は、歯並びやむし歯、ときには体の健康とも関わることがあります。今回は、考えられる原因と、おうちで見ておきたいこと、相談の目安をお話しします。
口が開いている状態が続く場合、鼻づまり、唇を閉じる力、舌の位置、歯並びなど、複数の要因が関係していることがあります。歯科だけで原因を決めつけず、必要に応じて小児科や耳鼻咽喉科と連携して考えていきます。
1.口が開いてしまう理由はひとつではありません

- 鼻がつまっていて、鼻で息がしにくい
- 唇を閉じる力が弱い
- 舌の位置が低く、お口の中に収まりにくい
- 歯並びやかみ合わせの影響で、唇が閉じにくい
- なんとなく口を開ける癖がついている
いくつかの理由が重なっていることも多いです。まずは、どんな場面で口が開いているかを観察してみてください。
2.口呼吸がお口に与える影響
口で呼吸していると、お口の中が乾きやすくなります。だ液にはお口をきれいに保つ働きがあるので、乾くとむし歯や歯ぐきの腫れが起こりやすくなることがあります。
また、唇を閉じる力が弱い状態が続くと、前歯が前に出やすくなるなど、歯並びに影響することもあります。
3.おうちで見ておきたいこと

- 寝ているときに口が開いていないか、いびきがないか
- 食べるときに口を閉じてかめているか
- 唇がいつも乾いていないか
- 鼻づまりが長く続いていないか
- 朝起きたときにのどが痛い、口が乾くと言っていないか
寝ているときの様子は、スマートフォンで動画を撮っておくと、相談のときにとても参考になります。
4.ご家庭でできること
鼻づまりがあるときは、まず小児科や耳鼻咽喉科で相談しましょう。鼻で呼吸しやすくなることが、口を閉じる第一歩になります。
シャボン玉や吹き戻し、風船など、唇を使う遊びを取り入れたり、よくかんで食べたりすることも、お口まわりの力を育てます。当院では、お口の使い方を練習するトレーニングも行っています。
5.歯科医院でできること
歯科医院では、歯並びやかみ合わせ、舌や唇の動き、お口の乾き具合などを確認します。歯並びが関係している場合は、小児矯正のご相談につなげることもあります。
必要に応じて、医科の受診をおすすめすることもありますので、気になることは何でも話してくださいね。
くるみ歯科こども歯科では
唇を閉じる力を測っています
- 当院では、唇を閉じる力を測る機器(りっぷるくん)を使って、お口まわりの力を数字で確認しています。
- 結果は、公式LINEや用紙でお伝えしています。数字で分かると、おうちでのトレーニングの励みにもなりますよ。
歯科へ相談したい目安
いびきや睡眠中の息苦しさがある、日中の強い眠気がある、鼻づまりが続く場合は、小児科や耳鼻咽喉科にも相談してください。前歯が出てきた、唇が閉じにくい、といった歯並びの変化があれば歯科へご相談ください。
6.よくあるご質問

口呼吸は、むし歯にも関係しますか?
口の中が乾くと、だ液の働きが弱まります。そのため、むし歯や歯ぐきの腫れが起こりやすくなることがあります。
寝るときに口にテープを貼ってもいいですか?
自己判断で行うのはおすすめしません。鼻がつまっていると息がしにくくなります。まずは原因を確認しましょう。
何歳から相談できますか?
年齢にかかわらず、気になった時点でご相談ください。早めに原因を確認しておくと安心です。
トレーニングだけで口が閉じられるようになりますか?
原因によって変わります。鼻の状態や歯並びも含めて、総合的に考えていきましょう。
まとめ|原因をひとつに決めつけず、一緒に確認を

口が開いている、口呼吸が気になるときは、鼻の状態、お口まわりの力、舌の位置、歯並びなど、いくつかの原因を考えることが大切です。
寝ているときの動画や、気になる場面のメモを持って、小児歯科で一緒に考えていきましょう。
参考情報

くるみ歯科こども歯科では、お子さんと保護者の方が安心して相談できる環境づくりを大切にしています。
- 藤が丘駅から徒歩7分
- 駐車場14台+共同駐車場21台(合計35台)
- キッズスペース完備・一時保育室完備
診療内容は小児歯科・小児矯正のページをご覧ください。ご予約はWEB予約(24時間受付)からどうぞ。
長久手・藤が丘の小児歯科なら「くるみ歯科こども歯科」へ。