みなさん、こんにちは☀️ 藤が丘・長久手の歯医者、くるみ歯科こども歯科です🦷
みなさんは、「あいうべ体操」というお口の体操をご存知ですか? 口周りにはたくさんの筋肉があります。 口腔周囲筋と呼ばれ、舌・頬・唇・顎などの筋肉が含まれます。 口腔周囲筋は、会話や食事(咀嚼)で日常的に使われていますが、 それだけでは十分に使われていないというのが実情です。 あいうべ体操では、「あ」「い」「う」「べ」の口の動きによって、 口腔周囲の筋肉がトレーニングでき、筋力アップに繋がります。 口腔周囲の筋力が弱いとお口がポカンとあくことで、口呼吸になりやすくなります。 鼻呼吸に比べて口呼吸はウィルスなどが侵入しやすくなり、 風邪を引きやすくなったり健康面にも影響があります。 口呼吸の改善は、あらゆる病気の原因治療につながります。 そのため、「あいうべ体操」をしっかり継続している人は、 自然に鼻で呼吸ができるようになり、症状が改善していくことがあります。 また、口腔周囲筋が弱いと歯列を保持し安定させる力の バランスがとれなくなることによって、 お子さんの歯列不正にも影響があると言われています。 食べたり飲んだり、飲み込んだりする時は口腔周囲筋を使うので、 高齢の方では、食事の時の食べこぼしを防いだり、 飲み込みがうまくできずに起きる誤嚥性肺炎のリスクを下げる事が期待できます。 「あ」「い」「う」「べ」の4つの音を発声しながら 顔と口の筋肉を動かすことで、唾液の分泌を促進し、 口腔内の乾燥を防ぐ効果や、顔全体の血行促進による 小顔効果も期待できます。 具体的には以下の手順で行います: 「あ」の音を発声しながら、口を大きく開けます。 「い」の音を発声しながら、口角を引き上げて笑顔の形を作ります。 「う」の音を発声しながら、唇を前に突き出します。 「べ」の音を発声しながら、舌を思い切り前に突き出します。 「あ~」「い~」「う~」「べ~」と、それぞれ1秒ずつキープして行い、 これを10回繰り返します。10回を1セットとし、 1日に3セット行うと効果的です。 行うタイミングは入浴中や就寝前がおすすめです。 この体操は簡単で誰でもできるため、 お子さんの口腔周囲筋の発達を促したり、 高齢者や介護が必要な方々の健康維持にも役立つとされています。 皆さんも健康なお口づくりに是非あいうべ体操お試し下さい! (※あいうべ体操では口を大きく動かすことが大切ですが、 顎関節症の方や口を開けると痛みがあるという方は、 顎関節に負担をかけない「い」と「う」の工程のみを繰り返すなど、 無理せずできる範囲で行ってください。) 写真は、以前当院ブログでも紹介した事のある、 『リップルくん』という口唇の筋力を調べる機械と、 『リップルトレーナー』という口唇の筋力をトレーニングする装置です! 当院では、この様な機械や装置を使い、口腔周囲筋の筋力アップをお勧めしています!
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