
くるみ歯科こども歯科クリニック
院長 竹中 純子
皆さんは、毎日のセルフケアで「歯ブラシ」以外に何を使っていますか?実は、歯ブラシだけではお口の汚れの約6割しか落とせないと言われています。残りの4割は、歯と歯の間や、奥歯の裏側といった「歯ブラシが届かない場所」に溜まったプラーク(歯垢)です。これを放置することが、むし歯や歯周病、そして将来的な抜歯の最大の原因となります。
特に、健康意識の高い長久手市や藤が丘周辺にお住まいの皆様には、歯ブラシに「+α(プラスアルファ)」のケアを取り入れていただきたいと考えています。フロスや歯間ブラシ、ワンタフトブラシといった補助用具を正しく使うことで、予防効果は飛躍的に高まります。
しかし、「種類が多すぎて何を選べばいいかわからない」「フロスが使いにくい」「子供が嫌がる」といった悩みも多いはずです。そこで今回は、当院が自信を持っておすすめする、使いやすさと効果を両立した歯科用品を詳しくご紹介します。お口のトラブルを未然に防ぎ、一生おいしく食事ができる健康な歯を一緒に守っていきましょう。
1.くるみ歯科おすすめ歯科用品の徹底解説

それでは、くるみ歯科で取り扱っている、プロも認める優秀なケアグッズを一つずつ解説していきます。
【歯間の汚れを逃さない!フロス・歯間ケア編】

・ウルトラフロス S / M(各500円)
「フロスは使いにくい、すぐ切れる」というイメージを覆すのが、このウルトラフロスです。摩擦に極めて強い「テクミロン」という特殊素材を採用しており、洗って繰り返し使えるほどの耐久性があります。 最大の特徴は、独自のY字型ホルダー。指に巻き付けるタイプでは届きにくい奥歯の隙間にも、軽い力でスッと入り込みます。特に「最近、奥歯に食べ物が詰まりやすくなった」と感じる方には、標準的なMサイズを、歯の間がキツくて入りにくい方にはSサイズがおすすめです。

・フロアフロス(700円)
歯科業界でもファンが非常に多い「本気で汚れを落としたい方」のためのフロスです。384本もの細かな繊維が束になっており、唾液に触れると「ふわっ」と広がるのが特徴。 この広がった繊維が、歯ぐきの下(歯周ポケット)に隠れたプラーク(歯垢)をごっそり絡め取ります。一度使うと、その汚れ落ちの良さに驚き、他のフロスに戻れなくなる方が続出しています。歯ぐきに優しいので、フロス特有の「痛い」感じが苦手な方にもぜひ試していただきたい逸品です。

・フロッシー(850円)
お子様の「フロスデビュー」には欠かせない、個包装のフレーバーフロスです。マンゴー、オレンジ、イチゴ、メロン、ブドウ、チョコの6種類の香りが付いており、毎日のケアが楽しいイベントに変わります。 乳歯のむし歯の多くは、歯ブラシの毛先が届かない「歯と歯の間」から発生します。「仕上げ磨きを嫌がって大変…」という親御様も、お子様に「今日はどの味にする?」と選ばせてあげることで、主体的なケアを促すことができます。

・ルシェロ 歯間ブラシ(本体550円 / 替440円)
歯ぐきが下がって隙間が広くなった方や、ブリッジ治療をされている方の必須アイテムです。市販品との大きな違いは、ハンドルの長さと角度にあります。持ち手が長いので、指が届きにくい一番奥の隙間にも正確にアプローチできます。 また、ヘッド部分のみを交換できる「着脱式」を採用しているため、お財布にも優しく、常に清潔な状態で使い続けられます。サイズ選びが非常に重要ですので、当院の衛生士が最適なサイズをご提案します。
【ピンポイントで狙い撃ち!特殊ブラシ編】

・DENT.EX ワンタフト(300円)
「普通の歯ブラシで一生懸命磨いているのに、いつも同じ場所を指摘される…」そんな方に手にしてほしいのが、この一本の毛束から成るワンタフトブラシです。 特に**「奥歯の一番後ろ」「親知らず」「重なっている歯並びの間」**など、普通のブラシでは物理的に届かない場所の汚れをピンポイントで掻き出します。歯磨きの最後に、気になる部分を「お掃除の仕上げ」のように使うだけで、お口全体の清潔度が飛躍的にアップします。

・スーパーフロス(1,000円)
ブリッジ(歯を失った部分を両隣で支える装置)や、矯正装置(ワイヤー)を入れている方の救世主です。 フロスの先端が少し硬めに加工されているため、装置の隙間にスッと差し込むことができます。中央の「スポンジ状の太い部分」が、広い隙間の汚れを効率よくキャッチ。通常のフロスではケアが不可能な場所もしっかり洗浄でき、特有の口臭予防にも繋がります。
【お口の基礎体力を上げる!トレーニング・衛生管理編】

・りっぷるトレーナー(850円)
最近、お子様がお口をポカンと開けていることはありませんか?これは口周りの筋肉(口輪筋)の衰えが原因かもしれません。 りっぷるトレーナーは、この筋肉を鍛えるためのトレーニング器具です。使い方は、ボタン状のパーツを唇に挟んで引っ張りっこをするだけ。お口周りの筋肉を鍛えることで、鼻呼吸を促し、将来的な歯並びの乱れや風邪の予防にも役立ちます。女医が多い当院では、お子様の成長発育の観点からも推奨しています。

・しまじろうタブレット(250円)
お子様が喜ぶ「しまじろう」のデザイン。キシリトール100%配合で、むし歯菌の餌にならないだけでなく、再石灰化を助ける役割も。歯磨きを頑張った後の「ご褒美」として活用すれば、歯磨き習慣をよりスムーズに定着させることができます。

・マウスピース洗浄剤(1,100円)
ナイトガード(歯ぎしり防止用)や矯正用のマウスピースは、目に見えない細菌が繁殖しやすい場所です。水洗いだけでは落ちない「ぬめり」や「ニオイ」を、強力な除菌パワーでリセットします。大切な装置を長持ちさせ、清潔に保つために欠かせないケアアイテムです。
2.よくある質問(FAQ)

承知いたしました。患者様からよくいただくご質問や、セルフケアを始める際に迷いやすいポイントをまとめました。
A. 近年の研究では、歯磨きの「前」に使用することが推奨されています。先に歯と歯の間の汚れを落としておくことで、その後に使う歯磨き粉に含まれる有効成分(フッ素など)が隙間まで行き渡りやすくなるからです。もちろん、どうしても習慣化しにくい場合は、ご自身が続けやすいタイミング(寝る前など)で問題ありません。
Q2. 歯間ブラシを使ったら出血しました。使うのをやめたほうがいいですか?
A. 出血の多くは、汚れ(プラーク)が溜まって歯ぐきが炎症を起こしているサインです。数日使い続けることで汚れが落ち、歯ぐきが引き締まって出血が止まることがほとんどです。ただし、「サイズが大きすぎて無理やり通している」場合も傷の原因になります。1週間ほど続けても出血が止まらない場合は、当院で適切なサイズを確認しましょう。
Q3. ウルトラフロスは「洗って繰り返し使える」とのことですが、交換時期の目安は?
A. 基本的には、フロスの糸が毛羽立ってきたり、緩んできたりしたら交換のタイミングです。また、特定の場所でいつも糸が切れる場合は、むし歯があったり、詰め物が合わなくなっていたりする可能性があるため、早めに受診されることをおすすめします。
Q4. ワンタフトブラシは毎日使う必要がありますか?
A. 理想は毎日ですが、まずは「夜の寝る前だけ」から始めてみてください。寝ている間は唾液の分泌が減り、最も菌が繁殖しやすいため、寝る前にワンタフトで磨き残しをゼロにすることが、むし歯・歯周病予防に劇的な効果を発揮します。
Q5. 市販のフロスと歯科医院のフロス(フロアフロスなど)は何が違うのですか?
A. 大きな違いは「繊維の質と量」です。歯科専売品は、汚れを絡め取る力が非常に高く、また歯ぐきを傷つけにくい特殊な加工が施されているものが多いです。特にフロアフロスは、384本の細かな繊維が汚れをごっそり落とす設計になっており、効率よくお掃除したい方には特におすすめです。
これらの道具は、ただ持っているだけでは効果が発揮されません。「正しいサイズ選び」と「正しい当て方」が何より重要です。例えば、サイズの合わない歯間ブラシを無理に通すと歯ぐきを傷つけてしまいます。当院では、5名の女医と歯科衛生士が、患者様一人ひとりのお口にぴったりの道具を選定し、使い方のコツを丁寧にお伝えしています。
3.まとめ

健康なお口を維持するためには、歯科医院でのプロケアと、ご自宅でのセルフケアの両輪が不可欠です。今回ご紹介したウルトラフロスやりっぷるトレーナーなどの歯科用品は、皆様の日常的なお口の健康管理を強力にサポートしてくれる心強い味方です。
長久手市・藤が丘の「くるみ歯科」では、キッズスペースや一時保育室を備え、ご家族全員が楽しく、そして真剣に予防に取り組める環境を整えています。「フロスの使い方がわからない」「子どもに合うものを選んでほしい」といったご相談も大歓迎です。
まずは検診を兼ねて、あなたにぴったりのケアグッズを見つけに来ませんか?土曜診療も行っておりますので、お忙しい方もぜひご予約ください。皆様のご来院を、スタッフ一同心よりお待ちしております。
- 院長:竹中 純子
- 住所:〒480-1135 愛知県長久手市下山3-1
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