
くるみ歯科こども歯科クリニック
院長 竹中 純子
これまで「冷たいものがしみる」「熱いものがしみる」「噛むと痛い」といった、特定の刺激によって起こる歯のトラブルについて解説してきました。しかし、今回お話しするのは、それらよりもさらに緊急度が高く、深刻な状態です。
テーマは「何もしていなくても痛い(自発痛)」です。
「じっとしていてもズキズキする」「夜、痛みで目が覚めてしまう」「仕事や家事に集中できないほど痛い」……。このような症状がある場合、お口の中では何が起きているのでしょうか?また、それを放置するとどうなってしまうのでしょうか?
長久手市周辺にお住まいの方、歯科医師の視点から詳しく解説します。
「何もしていないのに歯が痛む」という状態は、専門用語で**「自発痛(じはつつう)」**と呼ばれます。これは、外部からの刺激(冷たい、熱い、噛むなど)がなくても、神経が過敏に反応し、強い炎症を起こしているサインです。
多くの場合、この段階に至るまでには「冷たいものがしみる」といった前兆があったはずです。しかし、それを「気のせいかな?」「忙しいから後で」と後回しにしているうちに、菌が歯の奥深くまで侵入し、ついに神経にまで達してしまったのです。
「歯医者は怖いし、痛いから行きたくない」 「痛み止めを飲んでいれば、そのうち治まるのではないか」
そう思われるお気持ちもよくわかります。特に小さなお子様がいらっしゃるお母様や、お仕事で忙しい方は、自分の通院を後回しにしがちですよね。
しかし、断言します。「何もしていなくても痛い」状態の歯が、自然に治ることは絶対にありません。
私たちのくるみ歯科には、5名の女性歯科医師が在籍しており、丁寧で話しやすいカウンセリングを大切にしています。また、キッズスペースや一時保育室も完備しているため、お子様連れでも安心して治療に専念していただける環境を整えています。
この記事では、自発痛の正体と、放置することの恐ろしさ、そして当院での治療法について詳しくお伝えします。
1.なぜ「何もしていなくても」痛むのか?主な原因と治療内容

何もしていないのにズキズキと痛む場合、主に3つの可能性が考えられます。
最も多い原因は、むし歯が歯の神経(歯髄)まで到達し、神経がパンパンに腫れ上がってしまう「急性歯髄炎」です。歯は硬いエナメル質に覆われているため、中で神経が腫れても逃げ場がなく、内圧が高まって激しい痛みが生じます。
症状の特徴: 脈打つような痛み、夜間に痛みが強くなる、温めるとさらに痛む。
治療内容: 歯を削って神経の圧力を逃がし(抜髄)、神経の通っていた管を掃除・消毒する「根管治療」を行います。
2. 根尖性歯周炎(こんせんせいししゅうえん)
過去に神経を抜いた歯や、神経が死んでしまった歯の根の先に、細菌が溜まって「膿の袋」ができる状態です。
症状の特徴: 歯の根元の歯茎が腫れる、歯が浮いた感じがする、激しい痛みとともに顔まで腫れることがある。
治療内容: 被せ物を外し、根っこの中を徹底的に洗浄・消毒します。これを数回繰り返し、無菌状態にしてから再び蓋をします。
3. 重度の歯周病(歯周膿瘍)
歯の周りの組織(歯ぐきや骨)が細菌感染し、膿が溜まることで激痛が走ります。
症状の特徴: 歯がグラグラする、歯茎から膿が出る、口臭が強くなる。
治療内容: 溜まった膿を出して洗浄し、抗生剤を処方します。炎症が治まった後、本格的な歯周病治療(クリーニングやスケーリング)を行います。
当院では、最新の設備を用い、痛みを抑えた治療を心がけています。女性歯科医師ならではのきめ細かな対応で、患者様の不安に寄り添います。
くるみ歯科での治療アプローチ
長久手市のくるみ歯科では、まずはこの「激痛」を止めることを最優先にします。
- ・精密な診断
デジタルレントゲン等を用い、痛みの本当の原因がどこにあるのかを特定します。 - ・痛みに配慮した麻酔
炎症が強いときは麻酔が効きにくいことがありますが、当院では麻酔の仕方を工夫し、できる限り痛みを抑えた状態で処置を行います。 - ・根管治療(こんかんちりょう)
歯髄炎の場合は、神経を取り除き、根っこの中を徹底的に掃除・消毒します。非常に細かな作業ですが、女性歯科医師のきめ細かさを活かし、将来的に再発しないよう丁寧に治療を進めます。
「痛いのが嫌だから行かない」のではなく、「これ以上痛くならないために行く」と考えてください。藤が丘駅からアクセスも良い当院は、平日はもちろん土曜日も診療を行っております。
2.痛みを放置したらどうなる?最悪のシナリオ

ここからが最も重要なお話です。「痛いけれど、痛み止めでなんとかなっているから」「一時的に痛みが引いたから」と放置すると、どうなるでしょうか。実は、「痛みが消えた」ときこそが、最も危険なフェーズなのです。
放置し続けた場合のリスクを解説します。
激痛に耐えていると、ある日突然、嘘のように痛みが消えることがあります。「自然に治った!良かった!」と思われるかもしれませんが、それは大きな間違いです。 これは**「神経が完全に死んでしまった」**だけなのです。痛みを感じるセンサー自体が死滅したため、痛みを感じなくなったに過ぎません。しかし、原因である細菌は死んでいません。それどころか、死んだ神経を餌にして、細菌はさらに爆発的に増殖し、歯の根っこの先から顎の骨へと侵入を開始します。
2. 顎の骨が溶け、抜歯しか選択肢がなくなる
根っこの先に広がった細菌は、歯を支えている大切な骨(歯槽骨)を溶かしていきます。骨がなくなれば、歯を支えることはできません。こうなると、どんなに高度な治療を行っても歯を残すことは不可能になり、「抜歯」という最悪の結果を招きます。
3. 全身への深刻な影響
お口の中の炎症を放置すると、細菌や炎症物質が血液に乗って全身を巡ります。
蜂窩織炎(ほうかしきえん): 細菌が顔や首の軟組織に広がり、大きく腫れ上がります。重症化すると気道を圧迫し、呼吸困難に陥ることもあります。
上顎洞炎(じょうがくどうえん): 上の奥歯の炎症が、鼻の横にある空洞(上顎洞)に広がり、蓄膿症のような症状を引き起こします。
心疾患・糖尿病の悪化: お口の細菌は、心内膜炎や動脈硬化、糖尿病の悪化に関与していることが近年の研究で明らかになっています。
長久手で暮らす皆様の健康を守るために
私たちくるみ歯科こども歯科が、なぜこれほどまでに早期治療を訴えるのか。それは、失ってしまった永久歯は二度と戻ってこないからです。 当院には5名の女性歯科医師がおり、患者様が抱える「歯医者への恐怖心」も十分に理解しています。放置してしまったことを怒るようなことは絶対にありません。「よく勇気を出して来てくださいましたね」という気持ちで、最短ルートでの回復をお手伝いします。一時保育室の利用も可能ですので、小さなお子様がいるからと諦めず、ぜひご相談ください。
3.FAQ(よくある質問)と予防策

A1. 市販の痛み止めは、あくまで「痛みの感覚」を一時的に麻痺させているだけで、原因である細菌を1匹も減らすことはできません。薬を飲んでいる間に病気は着実に進行し、より深刻な状態(抜歯や顎の炎症)へと向かいます。早急に歯科医院を受診してください。
Q2. 子供が夜中に歯が痛いと泣き出しました。
A2. お子様の歯は大人よりも進行が早く、あっという間に神経まで達します。くるみ歯科こども歯科では、お子様がリラックスできるキッズスペースを備え、歯科医院を「楽しい場所」と感じてもらえるよう工夫しています。緊急時もできる限り対応いたしますので、すぐにお電話ください。
Q3. 治療には何回くらい通う必要がありますか?
A.3 神経の治療(根管治療)が必要な場合、通常3〜5回程度の通院が必要になります。根っこの中を完全に無菌化するためには、どうしても丁寧なプロセスが必要です。当院では患者様のスケジュールに合わせ、効率的な治療計画をご提案します。
予防のための重要ポイント
「何もしていなくても痛い」という地獄のような苦しみを味わわないために、最も大切なのは定期検診です。
・早期発見: 痛みが出る前の小さなむし歯なら、1日の治療で終わることも多いのです。
・3ヶ月に1度のプロによるクリーニング: 歯ブラシでは届かない汚れを除去します。
4.今すぐ「くるみ歯科」へご連絡を

「何もしていないのに歯が痛い」という状態は、まさに緊急事態です。長久手市や藤が丘周辺で、このズキズキとした痛みに耐えながらこの記事を読んでいる方がいらっしゃれば、もう我慢しないでください。
くるみ歯科こども歯科が選ばれる理由
- ・共感と安心感: 5名の女性歯科医師が、あなたの不安を丁寧に聞き取ります。
- ・通いやすさ: 土曜診療あり。長久手市、藤が丘駅からのアクセスも抜群です。
- ・充実の設備: キッズスペース完備。予約制の一時保育室もあり、子育て世代を全力でサポートします。
「もっと早く行けばよかった」 治療を終えた患者様から、よく聞く言葉です。抜歯になってしまう前に、全身の健康を損なう前に、私たちにその痛みを取り除くお手伝いをさせてください。
お電話、またはWeb予約にて、今すぐご相談をお待ちしております。スタッフ一同、あなたの健康な笑顔を取り戻すために全力を尽くします。
- 院長:竹中 純子
- 住所:〒480-1135 愛知県長久手市下山3-1
- 電話番号:0561-56-4182
- ホームページ:https://kids-kurumi.com
駐車場35台(専用14台+共同21台) -
藤が丘駅から徒歩7分!
キッズスペース完備- 一時保育室もご利用いただけます