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長久手市の小児歯科が解説!子どもが寝る前に牛乳を飲んでも大丈夫?


執筆者
竹中 純子

くるみ歯科こども歯科クリニック

院長 竹中 純子


「寝る前に何か飲ませたい…」その一杯が、お子様の歯を蝕んでいませんか?


「お風呂上りや寝る前に、子どもが何か飲みたがる」
「夜中に喉が渇いて泣き出すから、とりあえず牛乳を飲ませている」

愛知県長久手市藤が丘にお住まいの、子育て中の保護者の方々から、私たちくるみ歯科こどもクリニックにもよく寄せられるお悩みです。特に寝る前の水分補給は、お子様の安眠のためにも欠かせない習慣ですよね。しかし、その「いつもの一杯」が、実は虫歯のリスクを大きく高めている可能性があることをご存知でしょうか?


お子様の歯の健康を守るためには、日々の歯磨きはもちろん大切ですが、小児歯科の視点から見ると、「何を」「いつ」口にするかが非常に重要になります。特に問題になりやすいのが、寝る前に牛乳を飲むという習慣です。牛乳は栄養豊富で健康に良いイメージがありますが、実は乳糖という糖分が含まれており、就寝中にこの糖分がお口の中に残ると、虫歯菌の格好の餌となってしまうのです。


「え、牛乳はダメなの?」「じゃあ、何を飲ませたらいいの?」と不安に思われた方もいらっしゃるでしょう。ご安心ください。私たちくるみ歯科こどもクリニックは、長久手市で、お子様一人ひとりの成長と生活習慣に合わせた小児歯科治療と予防ケアを提供しています。このブログ記事では、寝る前に牛乳を飲むことがなぜ虫歯につながりやすいのかを小児歯科医師が分かりやすく解説し、長久手市・藤が丘の忙しいママ・パパがすぐに実践できる安全な就寝前ドリンクの選び方と、大切な予防のポイントをご紹介します。


当院は女性院長をはじめ、女医が5名在籍しており、親御さんの気持ちに寄り添ったきめ細やかなサポート体制が自慢です。安心して通える長久手市歯科医院として、お子様の大切な歯を守るための情報をお届けします。この記事を読んで、明日からの生活に役立てていただければ幸いです。


1.なぜ寝る前の「牛乳」は虫歯になりやすいのか?小児歯科医師がメカニズムを解説



多くのお母様、お父様が「寝る前に牛乳を飲むと背が伸びる」「栄養があるから大丈夫」と考えていらっしゃいますが、小児歯科の観点から見ると、就寝前の牛乳は虫歯リスクを無視できません。そのメカニズムを詳しく見ていきましょう。

1. 牛乳に含まれる「乳糖」が虫歯菌の餌に
牛乳には、乳糖(ラクトース)という糖分が含まれています。この乳糖は、お口の中にいる虫歯の原因菌(ミュータンス菌など)が非常に好む栄養源です。飲んだ後、すぐに歯磨きをせずに寝てしまうと、乳糖が長時間お口の中に残り、菌がこれを分解して酸を生成します。この酸が、歯のエナメル質を溶かし始めるのです(脱灰)。

2. 就寝中は唾液の自浄作用が低下する
日中、私たちの口は唾液によって常に洗い流され、酸を中和し、歯を再石灰化(溶けたエナメル質を修復)しています。しかし、寝ている間は、唾液の分泌量が極端に減少します。唾液が減ることで、虫歯菌が作り出した酸が中和されにくくなり、乳糖の残りカスも洗い流されず、虫歯が進行しやすい「無防備な」状態になってしまうのです。この状態が数時間続くため、長久手市・藤が丘のお子様たちの歯にとって、夜間は特に虫歯リスクの高い時間帯となります。

3. 「哺乳瓶う蝕」にも要注意
特に乳幼児の場合、哺乳瓶で牛乳やジュース、スポーツドリンクなどを飲みながら寝てしまうと、「哺乳瓶う蝕(ほにゅうびんうしょく)」という重度の虫歯になってしまうことがあります。これは、上の前歯を中心に歯の周りに飲み物が停滞し、広範囲にわたって虫歯が急速に進行する病態です。くるみ歯科こどもクリニックでは、このような重度の虫歯にならないよう、予防に力を入れています。


長久手市の親御さんがすぐに実践できる、寝る前の虫歯予防のための対策をご紹介します。


(1)最も安全なのは「水」または「お茶」
最も虫歯のリスクが低いのは、砂糖や糖分を含まない「水」または「麦茶」などのノンカフェインのお茶です。寝る前に飲ませる習慣がある場合は、これらに切り替えることが最も効果的な予防策となります。

(2)牛乳を飲ませるなら「寝る30分前まで」に
もし、どうしても牛乳を飲ませたい場合は、寝る直前は避けて、最低でも寝る30分以上前に飲み終えさせましょう。そして、飲み終わった後には必ず「歯磨き」を徹底するか、難しい場合は「水で口をゆすぐ」だけでも行い、お口の中の糖分を洗い流すことが重要です。

(3)小児歯科での定期検診とフッ素塗布
ご家庭でのケアと並行して、長久手市小児歯科専門クリニックでの定期検診フッ素塗布は欠かせません。フッ素は歯の質を強くし、酸に溶けにくい歯(再石灰化の促進)を作る効果があります。くるみ歯科こどもクリニックでは、お子様の歯の状態に合わせた適切なフッ素塗布を行い、虫歯になりにくい環境作りをサポートしています。



2.よくある質問


Q1: 子どもが歯磨きを嫌がります。どうすればいいですか?
A: 歯磨きを嫌がるお子様は非常に多いです。無理強いはせず、まずは「楽しい時間」だと感じてもらうことが大切です。当院では、小児歯科のプロである女医やスタッフが、お子様の年齢や性格に合わせた歯磨き指導を行います。歌を歌いながら、好きなキャラクターの歯ブラシを使うなど、工夫を凝らした方法を長久手市の保護者様にもお伝えしています。仕上げ磨きの重要性や正しい方法も丁寧にご指導します。

Q2: どのくらいの頻度で小児歯科検診に行けば良いですか?
A: 一般的には、3~4ヶ月に一度の定期検診を推奨しています。特に虫歯リスクが高いお子様、寝る前の飲み物など食生活に不安がある場合は、間隔を短くすることもあります。長久手市・藤が丘くるみ歯科こどもクリニックでは、検診ごとにフッ素塗布や歯の状態のチェックを行い、早期発見・早期治療を徹底します。

Q3: 予防ケアにはどのようなものがありますか?
A: 当院の小児歯科では、主に以下の予防処置を行っています。
フッ素塗布: 歯質を強化し、虫歯になりにくくします。
シーラント: 奥歯の溝を樹脂で埋めて、食べカスが詰まるのを防ぎます。
専門的な歯のクリーニング (PMTC): 普段の歯磨きでは落ちにくい汚れを徹底的に除去します。

Q4: 寝る前に牛乳を飲ませてしまいましたが、どうすればいいですか?
A: すでに飲ませてしまった場合は、すぐに「水」または「お茶」で口をゆすぐ、あるいは濡らしたガーゼで歯の表面を拭き取るだけでも、リスクを軽減できます。最も重要なのは、その後に歯磨きをすることですが、難しい場合は、寝る前の習慣を少しずつ水に切り替えていくことが大切です。次回からの習慣改善のために、当院で具体的なアドバイスを受けてください。

Q5:費用目安について
くるみ歯科こどもクリニックでの小児歯科診療の費用は、保険診療が適用されるものと、自費診療となるものがあります。
保険診療虫歯の治療、レントゲン検査、初期の小児歯科検診、フッ素塗布の一部などは、健康保険が適用されます。愛知県長久手市の医療費助成制度もご利用いただけます。



3.お子様の歯の健康は、長久手市・藤が丘のくるみ歯科にお任せください



本記事では、長久手市小児歯科であるくるみ歯科こどもクリニックが、寝る前の牛乳と虫歯のリスクについて詳しく解説し、ご家庭でできる具体的な予防法をご紹介しました。


お子様の歯の健康は、一度失うと元には戻りません。日々のケアはもちろん大切ですが、小児歯科のプロによる専門的な予防ケアを定期的に受けることが、虫歯からお子様を守る最も確実な方法です。私たちくるみ歯科こどもクリニックは、「忙しいママの通院できる」環境を整え、お子様一人ひとりの健やかな成長をサポートいたします。


「もしかして、うちの子も虫歯の予備軍かも…」「寝る前の飲み物の習慣をどうにかしたい」と感じられた方は、ぜひ一度、長久手市藤が丘にある当院へお越しください。親身になって、ご相談に応じます。長久手市の地域に根差した歯科医院として、皆様のご来院を心よりお待ちしております。


今すぐ、お子様の笑顔を守る一歩を踏み出しましょう!

お電話でのご予約またはWeb予約からご予約ください。

くるみ歯科こどもクリニックで、長久手市のお子様たちが虫歯知らずの明るい未来を手に入れるお手伝いをさせてください。

くるみ歯科こども歯科クリニック
  • 院長:竹中 純子
  • 住所:〒480-1135 愛知県長久手市下山3-1
  • 電話番号:0561-56-4182
  • ホームページ:https://kids-kurumi.com

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