診療時間 9:00-13:00 / 14:30-18:00
[休診日] 日曜、祝日

医院ブログBlog

お子さんが歯をぶつけた!(乳歯打撲・破折)すぐに相談を!長久手市の小児歯科が教える対応と治療


執筆者
竹中 純子

くるみ歯科こども歯科クリニック

院長 竹中 純子


小さなお子さんを持つ保護者の皆さん、「うちの子が遊んでいる最中に転んで、乳歯をぶつけてしまった!」そんなヒヤリとした経験はありませんか?


お子さんの行動は予測不可能です。公園の遊具から落ちたり、兄弟ゲンカで顔をぶつけたり、ふとした瞬間に乳歯を強打してしまうことは、残念ながら珍しいことではありません。


一見、歯がグラグラしているだけに見えても、「大したことないかな?」と自己判断して放置するのは大変危険です。乳歯の外傷は、見た目以上に深刻なダメージを負っている可能性があり、将来生えてくる永久歯の成長にまで影響を及ぼすことがあるからです。


「どこに相談したらいいの?」「どんな応急処置をしたらいい?」と、不安でいっぱいになるのは当然です。特に、緊急性の高いケースでは、冷静な判断が求められますが、知識がないとパニックになってしまいますよね。


長久手市・藤が丘にお住まいの皆さま、ご安心ください。当院、くるみ歯科こどもクリニックは、お子さんの「乳歯をぶつけた」といった歯の外傷はもちろん、小児の歯に関するあらゆるお悩みに専門的に対応する小児歯科**です。


この記事では、「乳歯をぶつけた」「乳歯が欠けた」といった緊急時の正しい応急処置から、小児歯科で受けるべき専門的な検査と治療、そしてなぜ早めの受診が大切なのかを分かりやすく解説します。


お子さんの笑顔と健康な永久歯を守るために、ぜひ最後までお読みいただき、万が一の際の参考にしてください。私たちは、長久手市・藤が丘の地域のお子さんの口腔健康を全力でサポートします。


1.乳歯の歯の外傷(打撲・破折)の重要性と治療



お子さんが乳歯をぶつけたり、乳歯が欠けたりした場合、保護者の方にまず知っていただきたいのは、そのダメージが乳歯の根っこの先にある永久歯の芽(歯胚)に影響を及ぼす可能性があるということです。


乳歯と永久歯は顎の骨の中で非常に近い位置に存在しています。強い衝撃は、乳歯だけでなく、その下で成長を待つ永久歯にも伝わってしまい、将来的に永久歯の色がおかしくなったり(変色)、形がいびつになったり(形成不全)、最悪の場合は生えてこなくなる(萌出障害)リスクを高めます。


だからこそ、「少しくらいグラついているだけ」と軽視せず、長久手市・藤が丘の専門的な小児歯科で、正確な診断を受けることが極めて重要になります。


「乳歯をぶつけた」時の主な症状と応急処置

お子さんが歯をぶつけた直後、まずは以下の症状を冷静にチェックし、適切な応急処置を施しましょう。


・打撲(歯の揺れなし)
歯ぐきからの出血や腫れはあるが、歯自体はグラグラしていない。

応急処置と対応
患部を清潔なガーゼで優しく押さえて止血。冷たいタオルなどで頬の外側から冷やす。痛みがある場合は小児用鎮痛剤を使用し、念のため小児歯科を受診

・亜脱臼(歯の揺れあり)
歯がグラグラしている。少し位置が変わっていることもある。

応急処置と対応
揺れる歯は極力触らないように指導する。硬いものは避け、柔らかい食事にする。できるだけ早く小児歯科へ。

・脱臼(歯が抜けた)
歯が完全に抜け落ちてしまった。

応急処置と対応
乳歯の場合は、決して元に戻そうとしないでください(永久歯の芽を傷つけるリスクがあるため)。抜けた歯は清潔なガーゼなどに包んで持参し、歯ぐきからの出血を止めて、すぐに小児歯科へ。

・歯冠破折(乳歯が欠けた)
歯の一部が折れたり、欠けたりしている。

応急処置と対応
欠けた破片があれば、乾燥させないように生理食塩水や牛乳などに浸して持参。口の中をよくゆすぐ。尖った部分が舌や唇を傷つけないか確認し、小児歯科へ。


☆脱臼(歯が完全に抜けた)の場合
永久歯であれば再植を試みますが、乳歯の再植は原則行いません。
これは、再植によって後に生えてくる永久歯の歯胚を傷つけたり、感染を引き起こしたりするリスクがあるためです。


2.小児歯科での専門的な検査と治療内容



くるみ歯科こどもクリニックでは、外傷の程度を正確に把握するために、以下の専門的な検査を実施します。

・レントゲン検査

外傷の程度を判断する上で最も重要です。目視では分からない歯の根っこや周りの骨の状態、そして何より永久歯の歯胚(芽)への影響の有無を確認します。歯の神経が死んでいないか(失活)、根が折れていないか(歯根破折)、歯が骨の中にめり込んでいないか(嵌入)などを詳しく調べます。

・視診・触診と動揺度(グラグラ度)の確認

歯肉の出血や腫れ、歯がどれくらいグラグラしているか(動揺度)、歯の色が変わっていないか(変色)などを丁寧にチェックします。

・ 生活歯髄診断(必要に応じて)

歯の神経が生きているかどうかを確認する検査です。外傷後、しばらく経ってから神経が死んでしまう(失活)こともありますので、経過観察が非常に大切です。



・外傷後の主な治療と経過観察の重要性

診断結果に基づき、最適な治療計画を立てます。
打撲・亜脱臼(軽度): 安静が一番の治療法です。硬いものを避けるなど、食生活の注意指導を行い、歯の動揺が強い場合は隣の歯と一時的に固定することもあります。定期的な経過観察を行い、歯の変色歯ぐきの腫れがないかを数週間から数ヶ月にわたってチェックします。

歯冠破折(乳歯が欠けた)
欠け方に応じて、レジン(歯科用プラスチック)で欠けた部分を修復します。欠けが大きく、神経が露出している場合は、神経を保護する処置(覆髄)や、状況によっては神経の治療(抜髄)が必要になることがあります。

嵌入(歯が骨にめり込んだ
乳歯が骨の中に押し込まれた状態です。多くの場合、自然に戻ってくるのを待ちますが、永久歯の芽を圧迫していると判断された場合は、抜歯の処置を行うことがあります。

脱臼・重度の損
永久歯の芽を守ることを最優先に、多くの場合、抜歯を選択します。乳歯が抜けても、永久歯が生えてくるまでの間、スペースを確保するために保隙装置(ほげきそうち)が必要になることがあります。


外傷治療は「治療が終わったら終わり」ではありません。特に乳歯の外傷は、数年後の永久歯の生え変わりに影響が出ることがあります。くるみ歯科こどもクリニックでは、外傷の種類に応じて、最低でも半年から数年にわたる長期的な経過観察を徹底し、お子さんの将来の歯並びと健康を見守り続けます。


3.乳歯の外傷治療に関するよくある質問(FAQ)と費用について



「乳歯をぶつけた」際の治療に関して、保護者の方からよくいただくご質問にお答えします。


Q1: 乳歯をぶつけて出血が止まりません。すぐに受診すべきですか?

A1: はい、出血の量にかかわらず、できる限りすぐに小児歯科を受診してください。 止血の応急処置として、清潔なガーゼを患部にあてて強く噛んでもらい、口の外側から冷やします。出血が止まっても、歯の根や永久歯の芽がダメージを受けている可能性があるため、必ずレントゲン検査を含む専門的な診察が必要です。特に愛知県長久手市藤が丘にお住まいの方は、くるみ歯科こどもクリニックへすぐにご連絡ください。

Q2: ぶつけた後、歯の色がグレーやピンクに変色してきました。大丈夫でしょうか?

A2: 歯の変色は、歯の神経がダメージを受けたり、死んでしまったり(失活)したサインかもしれません。変色は、歯の内部で出血が起きているか、神経が壊死していることを示唆しており、放置すると根の先に膿がたまる(根尖病巣)原因になります。変色に気づいた時点で、早急に小児歯科を受診し、神経の治療が必要かどうか診断を受けてください。

Q3: 乳歯が欠けた場合、破片は持っていった方がいいですか?

A3: はい、もし欠けた破片が見つかれば、必ず持参してください。 欠けた破片が大きい場合や欠け方が単純な場合は、その破片を接着剤で元に戻すことができる可能性があります。破片は乾燥させると治療が難しくなるため、牛乳や生理食塩水に浸すか、それがなければラップなどに包んで乾燥しないようにして持参してください。

Q4: 外傷後でも小児矯正はできますか?

A4: 長久手市くるみ歯科こどもクリニックでは、外傷治療後の歯並びへの影響も考慮し、小児矯正の専門的なご相談も承っています。お気軽にご相談ください。

Q5: 乳歯の外傷治療の費用はどれくらいかかりますか?

A5: 乳歯の外傷治療(打撲、簡単な修復など)のほとんどは健康保険適用となります。保険診療の範囲であれば、お子様の医療費助成制度(自治体により異なります)を利用でき、窓口負担が少なくなることが一般的です。



4.お子さんの歯の緊急事態は、長久手市・藤が丘の「くるみ歯科こどもクリニック」へ



この記事では、「乳歯をぶつけた」「乳歯が欠けた」といったお子さんの歯の外傷に関する緊急時の正しい対応と、小児歯科での専門的な治療の重要性について詳しく解説しました。


繰り返しになりますが、お子さんの歯の外傷は、見た目の損傷が軽度に見えても、将来の永久歯の健康に重大な影響を及ぼす可能性があります。自己判断せず、長久手市・藤が丘の専門的な小児歯科であるくるみ歯科こどもクリニックへ、できるだけ早くご相談いただくことが、お子さんの笑顔と健康な歯を守るための最善策です。


くるみ歯科こどもクリニックは、愛知県長久手市藤が丘の地域の皆さまに、以下のような安心を提供しています。

安心感女性院長をはじめ女医が5名在籍し、きめ細やかで優しい診療を実践。

サポート体制保育士による託児サービスありキッズスペース完備で、忙しいママの通院を強力にサポート。

  • 専門性小児歯科専門の知識に基づき、「乳歯をぶつけた」際の的確な診断と、永久歯の成長を見据えた長期的なケア(小児矯正の相談も含む)を提供します。


お子さんの大切な歯を守るため、そして保護者の方の不安を取り除くために、私たちはいつでも最善を尽くします。

乳歯をぶつけた」「乳歯が欠けた」といった緊急性の高い場合は、まずはお電話にて状況をご連絡ください。スムーズな対応のために、スタッフが適切な指示をさせていただきます。


長久手市・藤が丘のくるみ歯科こどもクリニックは、地域のお子さんたちの健やかな成長を、お口の健康を通じて支え続けます。

不安な気持ちを抱え込まず、私たち専門家にご相談ください。


くるみ歯科こども歯科クリニック
  • 院長:竹中 純子
  • 住所:〒480-1135 愛知県長久手市下山3-1
  • 電話番号:0561-56-4182
  • ホームページ:https://kids-kurumi.com

    🚗 駐車場35台(専用14台+共同21台)
  • 🚶‍♀️ 藤が丘駅から徒歩7分!
  • 🦷 キッズスペース完備
  • 一時保育室もご利用いただけます