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舌苔を歯ブラシで取るのは危険?長久手市で口臭お悩みの方、くるみ歯科が解説


執筆者
竹中 純子

くるみ歯科こども歯科クリニック

院長 竹中 純子


「最近、自分の口臭が気になる…」
「マスクを外した時に臭ってないか不安…」


もしそう感じているなら、その原因はもしかしたら「舌苔(ぜったい)」かもしれません。舌苔とは、舌の表面に付着する白い苔状のもので、口臭の大きな原因の一つです。見た目にも白い汚れが目立ち、「ちゃんと磨けてないのかな?」と悩む方も少なくありません。


愛知県長久手市藤が丘にあるくるみ歯科こどもクリニックでは、多くの患者様から「舌苔は歯ブラシで取ってもいいの?」「どうやってケアすればいいの?」といったご質問をいただきます。これは、セルフケアでどうにかしたいというお気持ちの表れですが、結論からお伝えすると、舌苔を歯ブラシでゴシゴシ磨くのは絶対に避けてください。

舌苔は、食べ物のカスや剥がれ落ちた古い舌の細胞、そしてたくさんの細菌が混ざり合ってできたものです。舌の表面には「舌乳頭(ぜつにゅうとう)」という、味を感じるための非常にデリケートな突起が密集しています。歯ブラシで強くこすると、この舌乳頭を傷つけてしまい、味覚障害を引き起こす可能性があるのです。さらに、傷ついた舌の粘膜はかえって細菌の温床となり、口臭をさらに悪化させるリスクがあります。


特に、仕事や家事、育児で忙しい毎日を送るママさんたちは、ご自身のケアに時間をかけられず、口腔内のトラブルを抱えがちです。当院では、そんな皆様のお悩みに寄り添い、安全で効果的な舌苔ケアの方法を丁寧にお伝えしています。舌苔のお悩みを解消することで、マスクを外す時も自信が持てるようになり、より快適な日常生活を送っていただけるようになります。


この記事では、舌苔の正体から、正しいケア方法、そして長久手市にお住まいの皆様が安心して通院できるくるみ歯科こどもクリニックの取り組みについて、詳しく解説していきます。


1.舌苔の正体と口臭の関係、正しい舌苔ケア



舌苔は、舌の表面にある凹凸部分に溜まる白い汚れです。この汚れの約8割は細菌でできており、それらが揮発性硫黄化合物(VSC)という、硫黄のような不快な臭いのガスを発生させることで、口臭となります。


舌苔ができてしまう主な原因は、以下の通りです。

口腔内の乾燥
唾液には、食べ物のカスや細菌を洗い流す「自浄作用」があります。しかし、ストレスや加齢、特定の薬の副作用、口呼吸などで唾液の分泌量が減ると、細菌が増殖しやすくなり、舌苔が厚くなりやすくなります。

不規則な食生活
食事を抜いたり、柔らかい食べ物ばかり食べたりすると、舌が十分に動かず、舌の表面の汚れを落とす「舌の自浄作用」が低下します。適度な硬さの食事をしっかり噛んで食べることは、舌苔予防にも繋がります。

免疫力の低下
風邪や体調不良で体の免疫力が落ちると、口腔内の細菌バランスが崩れ、舌苔ができやすくなります。

喫煙
タバコを吸うと口腔内が乾燥し、舌の表面が荒れて舌苔ができやすくなります。また、タバコに含まれる成分が舌に付着することで、舌苔が茶色や黒色に変色することもあります。


これらの原因によって舌苔が厚く付着すると、口臭が強くなるだけでなく、以下のような様々な問題を引き起こす可能性があります。

味覚障害
舌苔が味を感じる舌乳頭を覆ってしまい、味覚が鈍くなることがあります。「最近、食べ物の味がわかりにくくなった」と感じる場合は、舌苔が原因かもしれません。

誤嚥性肺炎のリスク増大
舌苔に付着した細菌は、口腔内の粘膜からも全身へと侵入します。特に高齢者の方では、唾液と一緒にこれらの細菌が気管に入り込む「誤嚥」が起こりやすくなり、誤嚥性肺炎の原因となることがあります。

虫歯や歯周病の悪化
舌苔は、虫歯菌や歯周病菌の温床となります。舌苔に繁殖した細菌が唾液によって口内全体に広がることで、虫歯や歯周病の進行を早めてしまうのです。


このように、舌苔は単なる「見た目の問題」ではなく、全身の健康にも影響を及ぼす可能性があるのです。だからこそ、正しい方法で舌苔をケアすることが非常に重要になります。しかし、多くの方が勘違いされているように、歯ブラシでゴシゴシ磨くのは逆効果です。

では、どうすれば安全に舌苔を落とせるのでしょうか?

正しい舌苔ケアは「専用の舌ブラシ」を使うことです。

舌ブラシは、歯ブラシよりも柔らかい毛やラバー素材でできており、舌のデリケートな組織を傷つけにくいように設計されています。当院でも、患者様の舌の状態に合わせて適切な舌ブラシをご案内しています。


使い方は以下の通りです。

・舌ブラシを水で濡らす。舌ブラシに歯磨き粉をつける必要はありません。

・鏡を見ながら、舌の奥の方から手前に向かって、軽く優しく数回なでるように動かす。

・力を入れすぎず、舌の表面をそっと滑らせるイメージで行います。舌を強くこすったり、ゴシゴシと往復させたりしないよう注意してください。

・一日に何度も行わず、朝の歯磨き時に1回行うのが目安です。舌の状態が改善したら、2~3日に1回に頻度を減らしても構いません。


この方法で、安全に舌苔を除去することができます。しかし、セルフケアだけでは限界がある場合や、舌苔がなかなか改善しない場合は、歯科医院で専門的なケアを受けることをおすすめします。


2.舌苔についてよくある質問



Q1. 舌苔は毎日ケアすべきですか?
A. 舌苔ケアは毎日行うのが理想的ですが、力を入れすぎず、朝の歯磨き時に1回行うのが良いでしょう。舌の表面を傷つけないよう、優しく丁寧にケアすることが重要です。舌の状態が改善したら、2~3日に1回に頻度を減らしても構いません。

Q2. 舌苔を放置するとどうなりますか?
A. 舌苔を放置すると、口臭が強くなるだけでなく、舌の味覚を鈍らせたり、口腔内の細菌が増えて虫歯や歯周病のリスクを高めたりする可能性があります。また、高齢者の方では誤嚥性肺炎の原因にもなることがあります。

Q3. 市販の舌クリーナーでも大丈夫ですか?
A. 市販の舌クリーナーも有効ですが、舌ブラシと舌クリーナーは別物です。舌クリーナーは主に舌の奥にたまった汚れをかき出すためのもので、舌の表面を傷つける可能性があるものもあります。当院では、お一人おひとりの舌の状態に合ったケア方法や、おすすめの舌ブラシをご提案していますので、まずはお気軽にご相談ください。

Q4. 口臭が気になります。保険適用ですか?
A. 口臭の原因となる歯周病治療やクリーニングは基本的には保険診療で行えます。
【費用目安】
初診料・再診料、検査費用(レントゲン等):保険診療
歯周病治療・クリーニング:保険診療
※費用は患者様の口腔内の状態や治療内容によって異なります。詳細は必ず来院時にご相談ください。



3.愛知県長久手市藤が丘で舌苔・口臭のお悩みはくるみ歯科こどもクリニックへ!


この記事では、口臭の原因となる舌苔について詳しく解説し、歯ブラシでのケアが危険である理由と、正しい舌ブラシの使い方をお伝えしました。

  • 舌苔は、口臭だけでなく、味覚障害や誤嚥性肺炎のリスクも高めるため、正しいケアが重要です。
  • 歯ブラシでゴシゴシ磨くのはNG!舌のデリケートな組織を傷つけてしまいます。
  • 専用の舌ブラシを使い、優しく丁寧にケアしましょう。
  • 長久手市にあるくるみ歯科こどもクリニックは、女性院長をはじめ女医が5名在籍しており、デリケートなお悩みも安心してご相談いただけます。
  • 保育士による託児サービスキッズスペース完備で、忙しいママさんも通院しやすい環境です。

「口臭が気になるけど、誰に相談したらいいかわからない…」
「子供を預けて通院できる歯医者を探している…」


そんなお悩みを抱えているなら、ぜひ一度、長久手市藤が丘にあるくるみ歯科こどもクリニックにご相談ください。当院では、患者様一人ひとりに寄り添い、丁寧なカウンセリングと安心の治療をご提供します。
舌苔だけでなく、虫歯や歯周病、古い詰め物、全身疾患など、口臭の原因は多岐にわたります。当院では、問診や口腔内検査を通じて、口臭の原因を総合的に診断し、一人ひとりに合わせた治療計画をご提案します。

専門家によるPMTC(プロフェッショナル・メカニカル・トゥース・クリーニング)や、食生活・生活習慣のアドバイスも行い、根本的な改善を目指します。


当院は、患者様が安心して、長く健康な口腔環境を維持できるようサポートすることをお約束します。


舌苔や口臭は、日々の生活の質(QOL)を大きく左右するデリケートな問題です。決して一人で悩まず、私たち専門家にご相談ください。根本的な原因を探り、あなたに合った最適な解決策を一緒に見つけていきましょう。


電話でのご予約はもちろん、Webからのご予約も可能です。皆様のご来院を心よりお待ちしております。

くるみ歯科こども歯科クリニック
  • 院長:竹中 純子
  • 住所:〒480-1135 愛知県長久手市下山3-1
  • 電話番号:0561-56-4182
  • ホームページ:https://kids-kurumi.com

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