[診療時間] 平日:9:00-12:30、14:00-18:00
土曜日:9:00-13:00、14:00-17:30
[休診日] 日曜、祝日

医院ブログBlog

子供の歯磨き粉、フッ素は大丈夫?何歳から使うべき?長久手市藤が丘小児歯科医が徹底解説

執筆者
竹中 純子

くるみ歯科こども歯科クリニック

院長 竹中 純子


愛知県長久手市や藤が丘周辺にお住まいの皆さま、こんにちは。くるみ歯科こども歯科です。


毎日のお子さまの仕上げ磨き、本当にお疲れ様です。「イヤイヤ!」と逃げ回るお子さまを追いかけながら、なんとか歯を磨こうと奮闘されている親御さんも多いのではないでしょうか。そんな中でふと疑問に思うのが、「歯磨き粉はいつから使えばいいの?」「フッ素って体に悪い影響はないの?」という点です。


インターネットやSNSを開けば、フッ素に関する情報は溢れています。
「虫歯予防に不可欠」という意見もあれば、「体に蓄積するから危ない」という極端な意見もあり、何を信じればいいのか分からなくなってしまうのも無理はありません。特に、まだうがいが上手にできない小さなお子さまを持つ親御さんにとって、歯磨き粉を飲み込んでしまうことは大きな不安要素でしょう。


しかし、歯科医師の立場から結論を申し上げますと、「適切な濃度と量を守れば、フッ素は子供の歯を守る最強の味方」です。


子供の歯(乳歯)は、大人の歯(永久歯)に比べてエナメル質が半分ほどの厚さしかなく、非常に柔らかいため、一度虫歯になるとあっという間に進行してしまいます。長久手市の地域に根ざした小児歯科として、私たちは多くのお子さまの歯を見てきましたが、フッ素を適切に活用している家庭とそうでない家庭では、将来的な虫歯リスクに明らかな差が出ることが分かっています。


この記事では、フッ素がなぜ必要なのか、何歳からどのように使うのがベストなのか、そして皆さまが心配されている安全性について、科学的な根拠に基づき詳しく解説します。


私たちくるみ歯科こども歯科には、5名の女医が在籍しており、母親としての視点を持ち合わせたスタッフも多くおります。キッズスペースや一時保育室も完備しており、お子さま連れでも通いやすい環境を整えています。不安な気持ちを一人で抱えず、まずはこの記事を読んで、今日からの歯磨きに自信を持っていただければ幸いです。


1.フッ素が子供の歯を強くする3つの理由:小児歯科でのプロケアとメリット



「フッ素が虫歯に良い」とは聞くけれど、具体的にどんな働きをしているのかをご存知でしょうか?フッ素には、主に3つの大きな役割があります。

メリット
  • 1. 再石灰化(さいせっかいか)の促進
  • お口の中では、食事のたびに歯の成分(カルシウムやリン)が溶け出す「脱灰」と、唾液の力でそれらが歯に戻る「再石灰化」が繰り返されています。フッ素は、この再石灰化を強力にバックアップします。溶けかかった歯の表面を修復し、初期虫歯を元に戻すサポートをしてくれるのです。

  • 2. 歯質の強化
  • フッ素が歯の表面に取り込まれると、エナメル質を構成する「ハイドロキシアパタイト」という結晶が、より酸に強い「フルオロアパタイト」へと変化します。
    この化学変化により、虫歯菌が出す酸に負けない、丈夫な歯が作られます。特に生え始めたばかりの乳歯や永久歯は、まだ結晶が未熟でフッ素を取り込みやすいため、この時期に塗布を始めるメリットは極めて大きいです。

  • 3. 虫歯菌の活動抑制
  • フッ素には、虫歯菌自体の働きを弱める効果もあります。菌が酸を作るのを抑制することで、お口の中が酸性になりすぎるのを防いでくれます。


何歳から始めるのがベスト?

答えは、「歯が1本でも生えたら」です。生後6ヶ月〜9ヶ月頃、下の前歯が見え始めたら、フッ素を活用したケアをスタートする時期です。

「うがいができないのに歯磨き粉を使っていいの?」と心配されるかもしれませんが、現在、日本の学会では、「うがいができなくても、米粒程度の量であればフッ素入り歯磨き粉の使用が推奨」されています。ごく微量であれば、飲み込んでも体に害を及ぼす量ではありません。


くるみ歯科こども歯科でのフッ素塗布

ご家庭での歯磨き粉(低濃度フッ素)に加えて、歯科医院での高濃度フッ素塗布(約9,000ppm)を定期的に行うことで、予防効果はさらに高まります。当院では、5人の女医が優しくお子さまの口内をチェックし、怖がらせないように配慮しながらケアを行います。土曜診療も行っていますので、共働きのご家庭でも通いやすいのが特徴です。


2.「フッ素なし」で虫歯を放置したらどうなる?乳歯の健康が一生を左右する


「いつかは抜ける乳歯だから、多少の虫歯は大丈夫だろう」と考えるのは非常に危険です。乳歯の虫歯、そしてフッ素による予防を怠ることには、多くのリスクが伴います。


・子供の虫歯は進行が驚くほど早い
先ほど述べた通り、乳歯のエナメル質は薄く、一度穴が開くと神経まで到達するのに時間はかかりません。痛みを訴える頃には、すでに重度の虫歯になっているケースがほとんどです。お子さまが激痛に耐えなければならないのはもちろん、治療自体も大掛かりになり、歯科医院を「怖い場所」と認識させてしまう原因にもなりかねません。

・永久歯への悪影響(後継永久歯へのダメージ)
乳歯の根っこのすぐ下には、出番を待っている永久歯が作られています。乳歯の虫歯を放置して根っこに膿が溜まると、その下にある永久歯の形や色が異常(ターナー歯)になったり、生えてくる位置がズレたりする原因となります。

・歯並びと顎の発育への影響
虫歯で乳歯を早期に失ってしまうと、両隣の歯が空いたスペースに倒れ込んできます。その結果、永久歯が生えてくる場所がなくなり、**将来的な歯列不正(ガタガタの歯並び)**を引き起こします。矯正治療が必要になれば、経済的な負担も大きくなります。

・全身の健康と発達への影響
歯が痛くてしっかり噛めないと、偏食が進んだり、十分な栄養が摂れなかったりします。また、「噛む」という刺激は脳の発育にも重要です。さらに、お口の中に虫歯菌が充満している状態は、将来的に心疾患などの全身疾患のリスクをわずかながら高めるという報告もあります。


・フッ素中毒のリスクについて

フッ素の毒性が心配されることがありますが、問題になるのは「一度に大量に摂取した場合(急性中毒)」です。例えば、子供用の歯磨き粉数本を丸ごと一本一気に食べてしまうようなことがない限り、通常のブラッシングや歯科医院での塗布で中毒が起こることはありません。


くるみ歯科こども歯科では、お子さまの発育段階に合わせた適切なフッ素濃度をご提案しています。「使いすぎ」も「使わなすぎ」も良くありません。専門家が正しく管理することで、リスクを最小限に抑えつつ、最大限のメリットを得ることができるのです。


3.FAQとご家庭での対策



藤が丘・長久手エリアのパパ・ママからよく寄せられる質問をまとめました。

Q. 歯磨き粉の量はどれくらいが適当ですか?
A. 2歳までは「米粒程度」、3〜5歳は「グリーンピース程度」、6歳以上は「歯ブラシの毛先全体」が目安です。うがいができるようになったら、少量の水(15ml程度)で1回だけゆすぐのが、フッ素をお口に残すコツです。

Q. どんな歯磨き粉を選べばいいですか?
A. 子供用であれば「500〜950ppm」程度のフッ素濃度が含まれているものを選びましょう。当院の受付でも、お子さまの年齢に合わせたおすすめの歯磨き粉を紹介しています。

Q. フッ素を塗れば、もう虫歯になりませんか?
A. 残念ながら、フッ素は万能ではありません。「正しいブラッシング」と「食習慣(甘いものの摂り方)」が基本です。フッ素はあくまで、その土台を強化するサポーターだとお考えください。



4.くるみ歯科こども歯科で、お子さまの輝く笑顔を守りましょう


今回は、子供の歯磨き粉とフッ素の重要性、そして安全性について解説しました。 フッ素は正しく使えば、お子さまの将来の健康を支える大きな資産になります。「何歳から?」「量は?」といった疑問があれば、いつでもお気軽に長久手市のくるみ歯科こども歯科へご相談ください。


くるみ歯科こども歯科が選ばれる理由

  • 女医5名によるきめ細かな診療: お子さまの気持ちに寄り添った、無理のない診療を行います。
  • ・充実の設備: キッズスペース完備、一時保育室あり。お母さまご自身の治療中も、安心してお子さまを預けていただけます。
  • ・土曜診療: 休日を利用して、家族みんなで検診にお越しいただけます。


お子さまの歯は、一生の宝物です。長久手市・藤が丘の地域の皆さまのホームドクターとして、私たちはこれからもお子さまの健やかな成長をサポートし続けます。

「フッ素塗布をしてほしい」「ブラッシング指導を受けたい」という方は、ぜひお電話またはWebよりご予約ください。

くるみ歯科こども歯科クリニック
  • 院長:竹中 純子
  • 住所:〒480-1135 愛知県長久手市下山3-1
  • 電話番号:0561-56-4182
  • ホームページ:https://kids-kurumi.com

    🚗 駐車場35台(専用14台+共同21台)
  • 🚶‍♀️ 藤が丘駅から徒歩7分!
  • 🦷 キッズスペース完備
  • 一時保育室もご利用いただけます