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医院ブログBlog

気圧の変化と歯の痛みについて

みなさん、こんにちは!
藤が丘・長久手の歯医者、くるみ歯科こども歯科です🐿️


虫歯があると宇宙飛行士になれない、という話を聞いたことはありますか。
JAXAのホームページを確認してみたところ、虫歯は治療済みであれば問題なく、
宇宙飛行士の方達は打ち上げの前に取れてしまいそうな詰め物はないか、
飛行中に悪化しそうな歯はないか歯科医師の検診を受けるそうです。


ではなぜ、治療していない虫歯があるといけないのでしょうか。


宇宙飛行士が1気圧に調整されたスペースシャトルから外に出た時、
宇宙服の中の気圧は0.3気圧まで減圧されます。


このとき虫歯や歯に合わなくなった詰め物があると
その空洞部分の空気が膨張し歯を内側から圧迫し、
痛みが生じる可能性があるのです。

宇宙で歯が痛くなってしまった場合、先ずは痛み止めを服用するそうです。
それでも痛みが取れない場合は歯科医師の指導を受けた上で、
他の宇宙飛行士が歯を抜くこともあるそうです!

宇宙旅行も数十年後には現実的になるのかもさしれませんが、
もう少し身近なお話しを…。

飛行機に乗った時にも気圧の変化があるので、
歯が痛くなってしまうことがあります。


このように気圧の変化によって生じる歯痛を「気圧性歯痛」といい、
飛行機の搭乗以外でも登山やダイビングなど気圧の変化を伴う行動で、
起こる可能性があるのです。

せっかくの旅行や行楽、帰省中に歯が痛くなってしまうのはもったいないですよね。


お盆中に飛行機に乗った方、歯の痛みを感じることはありませんでしたか。

また、9月は連休が2回あり、飛行機に乗る方もいらっしゃるのではないでしょうか。
しばらく、歯科を受診していない方、心配な方はぜひ検診を受けてみてください。

治療内容によっては一回の来院で治療が終わらないこともありますので、
ご心配な方は早めの来院をおすすめします!


そして、宇宙飛行士やパイロット、キャビンアテンダントを目指しているお子様は、
定期検診を習慣にし、虫歯の予防をしましょう。

 

当院では、無料で定期検診や予防治療を楽しみながら行える
「くるみカムカムクラブ」を開催しています
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